小出恵介主演作「銀平町シネマブルース」に浅田美代子、渡辺裕之、中島歩ら出演

小出恵介が主演を務める「銀平町シネマブルース」の新たなキャスト、場面写真が解禁された。

本作は、小さな名画座“銀平スカラ座”を舞台にした群像悲喜劇。青春時代を過ごした銀平町に一文無しで帰ってきたさすらいの映画監督・近藤猛が、映画好きなホームレスの佐藤や、銀平スカラ座の支配人・梶原と出会い、アルバイトを始めることから物語が展開する。小出が近藤、吹越満が梶原、宇野祥平が佐藤に扮したほか、近藤のバイト仲間役である足立、大崎を藤原さくらと日高七海がそれぞれ演じた。

このたび銀平町で暗躍する謎の女性・黒田役で浅田美代子、老練な映写技師・谷口役で渡辺裕之が出演することが明らかに。さらに中島歩、黒田卓也、木口健太、小野莉奈、平井亜門、守屋文雄、関町知弘（ライス）、小鷹狩八、谷田ラナ、さとうほなみ、加治将樹、片岡礼子、藤田朋子らがキャストに名を連ねる。なお黒田は劇伴も担当した。

監督を担った城定秀夫は「『映画にとって一番大切なのはキャスティングだ』という言葉を聞いたことがありますが、それが本当なら、この映画はもう勝ったも同じです」とつづり、「とってもおもしろいですよ。ご期待ください！」とコメントしている。

いまおかしんじが脚本を手がけた「銀平町シネマブルース」は、2023年2月10日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。

城定秀夫 コメント

本作のシナリオの製本が上がってきた際、キャスト欄を眺めて「なんてオモシロくてステキな役者さんたちが集ったんだ......」と、ため息がもれました。「映画にとって一番大切なのはキャスティングだ」という言葉を聞いたことがありますが、それが本当なら、この映画はもう勝ったも同じです。加えて、素晴らしい脚本やスタッフ、ロケーションも揃ったわけですから、ここまでくると監督の仕事なんて「よーい、スタート！」と掛け声をかけることぐらいしかありません。
映画が好きな人、かつて好きだった人、これから好きになる人、別に好きじゃない人、いろいろな人に出会ってほしい映画ができました。
とってもおもしろいですよ。ご期待ください！