Kissで連載中の
藤ヶ谷が演じる紘一は、大手飲料メーカーで商品開発を担当するエースで、料理上手な美人妻とタワマン暮らしを送っていたが、上司の反感を買って事実上のリストラに。さらに離婚届を残して妻もいなくなり、自ら会社を辞めてレトロな下宿・銀星荘(ぎんせいそう)で住み込みの管理人として働き出す。関水扮するいつかは、Web制作会社で働く仕事一筋のバリキャリ女子だが、会社から徒歩圏内でまかない付きの銀星荘に引っ越した結果、家ではズボラになってしまった。
ラブコメディに挑むにあたり、藤ヶ谷は「まだまだ“キュン”って難しいなと思うことばかりなんですが(笑)、原作の雰囲気や良さはそのままに、チーム一丸となって、いいものをお届けできるよう頑張ります」と意気込みを伝える。関水は「いつかちゃんと設楽さんはなかなか素直になれるタイプじゃないから、“いろんなアクシデントが起きて、それによって距離が縮まっていく”ということをプロデューサーさんからお聞きしました。私もまだどうなっていくのか全然わからないんですが、たぶん視聴者の皆さんがキャーッってなるようなアクシデントが起こるんだと思います」とコメントしている。
脚本はドラマ「テッパチ!」やAmazon Originalドラマ「星から来たあなた」の関えり香が担当。監督を
オシドラサタデー「ハマる男に蹴りたい女」
テレビ朝日系24局 2023年1月スタート 毎週土曜 23:00~23:30
藤ヶ谷太輔 コメント
出演が決まって
最近出させていただいた作品は、ちょっと重めのものが多かったんです。だから今回、お話をいただいた時は、なんで僕なんだろうって驚いたんですが(笑)、別のジャンルにトライすると面白いことに繋がるんじゃないかと思いました。あと、僕がやりたい役ややりたい作品って“キュン”がないので(笑)、応援してくださっているファンの皆さんは“キュン”が見たいと思ってくれているんじゃないか…というのもちょっとあって。きれいごとに聞こえるかもしれないんですけど、今まであまり視野に入れていなかった“キュン”のジャンルに挑戦することで、少しでもファンの皆さんに恩返しできたらいいなと思っています。
原作を読んだ感想
実は僕、少女マンガを読んだことがないんです。今回初めて読んだので、“少女マンガの読み方”がわからなくて戸惑いました。いろんな方にお話を聞くと、「こういう展開がきたら、絶対ここから面白くなる」とかお約束のようなものがあるらしくて、それが全然わからなかったです(笑)。あと、個人的には、どういうところが読者の“キュン”に繋がるのかもよく分からなくて(笑)。男性は別にキュンとさせようとしてやっているわけじゃないけど、女性には響くのか…とか。まだまだ“キュン”って難しいなと思うことばかりなんですが(笑)、原作の雰囲気や良さはそのままに、チーム一丸となって、いいものをお届けできるよう頑張ります。
“ラブコメ”というジャンルにどのように取り組むか
コメディーってお芝居のジャンルの中でも、めちゃめちゃ難しいと思うんですよね。泣かせるパターンは無限にあるらしいんですけど、笑わせるのは数パターンしかないらしいんですよ。狙いに行きすぎてもスベるし…。さらにラブコメというあまり触れてこなかったジャンルなので、早めに感覚をつかみたいなと思っています。女性のスタッフさんがすごく多いので、今は「髪型はこれ」「衣装はこれ」と言われるがままにすべてを委ねています(笑)。それによって新しく見えてくることもあると思うので楽しみです。
初共演となる関水渚の印象
40分ぐらいに前にお会いしたばかりで、いきなり距離の近い撮影をしたんです。その撮影では“あごクイ”をされるカットもあったんですよ。会ったばっかりの年上相手に“あごクイ”って気を遣いますよね? だから「お好きにどうぞ」という感じでお任せしたら、「先輩、失礼します!」って言いながらクイッとされました(笑)。ほかにもネクタイを引っ張れとか、シャツをはだけろとか、初対面で戸惑う僕たちとスタッフさんの温度差がすごかったです(笑)。でもそのおかげで、すでにチームワークが出来上がったと思います。お互いの呼び方を決めて、僕は「なぎちゃん」と呼ばせていただくことになりました。
どの現場でもそうなんですけど、せっかく限られた時間の中でご一緒するわけですし、その作品でしか会えない方もいらっしゃるので、お互い気を遣わずに楽しく撮影できたらいいなと思います。
視聴者にメッセージ
この作品は、30代の仕事のポジションや、やらなきゃいけないことなど、リアリティーのある部分もたくさん含まれているドラマです。そういう会社員としてのリアルも描かれていますので、僕のように少女マンガ初心者の方にも楽しんでいただけると思います。今はまだまだ大変なことが多い状況ですけど、ドラマのオンエア中30分間は、いろんなことを忘れて気楽に楽しんでいただけたらうれしいです。ひょっとしたら、“この時間を楽しみに1週間頑張れる”なんてこともあるかもしれないですし、見てくださった方の心が少しでも軽くなったらいいな、と思います。
関水渚 コメント
出演が決まって
がっつり恋愛モノの作品に出たことがないんですが、ずっとやってみたかったんです。だから、お話をいただいた時は、「私もラブコメができるんだ!」って、すごくうれしかったです。
原作を読んだ感想
私が今まで読んできた少女マンガは、「好きだけど、私には叶わない相手だから…」みたいな感じのものが多くて、女子の方からグイグイ行く作品がなかったんです。だから、この原作を読んだ時は、「新しいな!」と思いました。いつかちゃんも結構グイグイ攻めて行きますし、“頭の中がお花畑”みたいになっていないので(笑)、男性でも読みやすいんじゃないかなと思いました。ただ、ドラマ化するにあたっては、自分がここまで攻めるのか、おぉ…すごいなって思いました(笑)。私は、原作を読んでいつかちゃんのことがすごく好きになったんです。共感する部分も多いし、似ていない部分も含めてすごく愛おしい女の子なんですよね。だから、その大好きないつかちゃんを大事に演じていきたいなと思います。
“ラブコメ”というジャンルにどのように取り組むか
先日、仮の台本をいただいて、いつかちゃんの気持ちを読み解いたりしながら読ませていただいたんですが、今はラブコメということはあまり意識せず、いつも通りやってみようかなと作戦を立てているところです(笑)。でもたぶん、ラブコメのプロの方たちからしたら「もうちょっとこうした方がいい」など、いろいろな意見があると思うので、そういうのを教えていただきながら楽しくやっていけたらなって思ってます。
初共演となる藤ヶ谷太輔の印象
芸能界の先輩です! 「初めまして」ってご挨拶してすぐに距離の近い撮影をしたんですけど、本当に先輩が優しくて…ありがたいことに“たいちゃん”と呼ばせていただくことになりました(笑)。
視聴者にメッセージ
いつかちゃんと設楽さんはなかなか素直になれるタイプじゃないから、“いろんなアクシデントが起きて、それによって距離が縮まっていく”ということをプロデューサーさんからお聞きしました。私もまだどうなっていくのか全然わからないんですが、たぶん視聴者の皆さんがキャーッってなるようなアクシデントが起こるんだと思います。皆さんに楽しんでいただけるように、私も全力で頑張ります!
天沢アキ(原作)コメント
「ハマる男に蹴りたい女」のドラマ化が決定してうれしいです。
私がTVで拝見していた藤ヶ谷さんはスマートで爽やかな印象なので、エリート人生から転落したちょっと情けない設楽をどう演じてくださるのかとても楽しみです。
関水さんもフレッシュな魅力あふれる方で、すごく可愛いいつかになりそうでワクワクしています。
素敵なキャストやスタッフの方々によってどんなドラマになるのか今から放映が待ち遠しいです。
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
“脚本はドラマ「テッパチ!」やAmazon Originalドラマ「星から来たあなた」の関えり香が担当。監督を片山修、中前勇児らが務める”/“管理人”藤ヶ谷太輔ד住人”関水渚のラブコメ「ハマる男に蹴りたい女」1月期放送 - 映画ナタリー https://t.co/SDi3JgWVGc