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「ソードアート・オンライン プログレッシブ」は物語の原点をたどる原作者・川原礫自身によるリブートシリーズ。「冥き夕闇のスケルツォ」は、「ソードアート・オンライン」の主人公キリトからヒロインのアスナへ視点を変えて再構築し、新たな「アインクラッド編」を描いたアニメーション映画第1弾「星なき夜のアリア」の続編となる。
今年はアニメ「SAO」シリーズの放送開始10周年。今回の劇場版でテレビシリーズ97話、過去の劇場アニメ2作に続く通算100作目を達成した。戸松は「本当にあっという間でしたね。まさか10年後こうして舞台挨拶をしているなんて、想像していなかったです」としみじみ。この10年間でアスナを演じていない時期がないそうで「本当にこういう作品は(自分にとって)SAOだけ」と作品との歩みを振り返る。松岡は「実はテレビシリーズ第1期の頃、スタッフさんと『2022年まで10年間続けるとか、いけますかね?』と冗談交じりに話していて」と明かし「本当に10年が経って、駆け抜けてきたなと。どの現場でも印象深い経験があって、何話のどのシーンで何があったのか思い出せるくらいなんですけど、振り返ってみるとすごく短く感じます」と感慨深げに話した。
見どころを聞かれた井澤は「原作やゲームでアルゴを知っている方もいると思うのですが、おそらくまだどんな人物かわからないという方も多いはず。(アニメ出演という意味では)前作の最後でちょこっと顔見せをして、ギャラ泥棒して帰っていっただけなので(笑)」と茶目っ気たっぷりに述べつつ、「アルゴがどんなキャラクターなのか、早く皆さんにご覧いただきたいですし、できることなら愛されるキャラクターになったらいいなと思っています」とアピール。アフレコ収録は戸松、松岡、井澤の3人がそろっていたことが多かったという。アスナとアルゴの掛け合いについて「不思議な感じがしました」という井澤に、戸松は「確かに! アルゴとガッツリ話すのが初めてだったから」と共感。また井澤は「アルゴはゲームのときから、アスナをアーちゃん、キリトくんのことをキー坊と呼ぶため、本作でもすでにそのレベルでの関係性でいなければいけませんでした」と明かした。
劇場映画の主題歌を手がけるのは本作が初めての藍井は「今回はヨルシカのn-bunaさんに楽曲を作っていただいたのですが、デモを5、6回録ってようやく完成しました。主題歌『心臓』をバックに流れるエンディング映像も素晴らしいものになっていますので、ぜひ最後までご覧いただけたらうれしいです……!」と呼びかける。そして戸松は「ぜひ“最後まで”気を抜かないで観てください」と意味深な発言。松岡が「(観ると)『嘘だろ……?』って感じですよね」と戸松とうなずき合う一幕も。さらに戸松は「最後の最後までドキドキでジェットコースターに乗ったような感情になりながら観られる作品です。最後まで楽しんでいってください!」と話し、イベントを締めくくった。
. @jyd2j
〇 ナタリー - 「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ」の初日舞台挨拶が10月22日に東京・新宿バルト9で行われ、アスナ役の戸松遥、キリト役の松岡禎丞、アル… https://t.co/mB4j48gN1t 戸松遥「劇場版SAO」は“最後まで”気を抜かないで、松岡禎丞も「嘘だろ…?」 https://t.co/OwWHkSi2aT