香港映画祭 Making Waves予告公開、4人の写真家にスポット当てた写真展も開催

香港特別行政区の設立25周年を記念した映画祭「Making Waves - Navigators of Hong Kong Cinema 香港映画の新しい力」の予告編がYouTubeで公開された。

本イベントでは、香港の才能豊かな新人監督の作品や、今なお輝きを放つクラシックなど選りすぐりの映画8本がスクリーンにかけられる。予告編はレスリー・チャン演じる「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」のツォイサンを写したカットでスタート。その後、日本初公開となる「6人の食卓」「同じ空の下」「ワン セカンド チャンピオン」「サンシャイン・オブ・マイ・ライフ」や、パトリック・ツェーの主演作「黄昏をぶっ殺せ」、スラム街で起こる猟奇的連続殺人事件を描いた「リンボ」、ラウ・チンワンが元刑事の男を演じた「神探大戦」の映像が映し出されていく。

またこのたび「香港映画のナビゲーターたち」と題した写真展が東京・HIBIYA CENTRAL MARKET / Tent galleryで10月22日から30日まで、東京・Bunkamuraで11月5日から13日まで開催されることが明らかに。香港出身の写真家ジュピター・ウォン、ウォン・ワイロン、クイスト・ツァン、シャロン・サラダの仕事にスポットを当て、彼らの作品を一挙紹介する。写真展は記憶に残る香港映画のスチルを集めた「映画再創作」、撮影現場での監督やスタッフたちの仕事に迫る「撮影現場の監督たち」、香港映画を彩るスターたちが登場する「アベニュー・オブ・スターズ」といったテーマで構成されており、「捜査官X」「イップ・マン 序章」「忘れえぬ想い」「SPL／狼よ静かに死ね」「半生縁」などの写真を楽しむことができる。

さらにHIBIYA CENTRAL MARKETにある店舗・一角と本映画祭のコラボレーションが決定。“香港を味わえる”期間限定メニューが登場するほか、「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」のスチルを使用した全4種のコースターをランダムで配布する。詳細は映画祭公式サイトで確認を。

「Making Waves - Navigators of Hong Kong Cinema 香港映画の新しい力」は11月9日から13日に東京のBunkamura ル・シネマで開催。鑑賞料金は一律800円で、チケットは上映日の3日前から販売される。上映スケジュールは公式サイトで確認してほしい。

※動画は現在非公開です。

Making Waves - Navigators of Hong Kong Cinema 香港映画の新しい力

2022年11月9日（水）～13日（日）東京都 Bunkamura ル・シネマ
＜上映作品＞
「6人の食卓」※日本初上映
「同じ空の下」※日本初上映
「ワン セカンド チャンピオン」※日本初上映
「サンシャイン・オブ・マイ・ライフ」※日本初上映
「黄昏をぶっ殺せ」
「リンボ」
「神探大戦」
「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー（2Kデジタル・リマスター版）」※日本初上映