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奥田英朗の同名小説をもとにした本作の舞台は、過疎化が進む元炭鉱町。理髪店を営む親子の葛藤と家族の絆、人々のつながりが描かれる。向田理髪店の店主・向田康彦を高橋が演じ、妻・恭子に富田、息子・和昌に白洲が扮した。また矢吹は国民的アイドル・大原零役、運上は中国から町へ嫁いできた・香蘭役で参加している。
高橋は「大牟田の方たちの協力がなかったらこの映画も完成していないという思いがあります。『自分の仕事はいいんですか?』って聞くくらい、毎日、現場に来てくださって本当に助かりました」とエキストラや商工会議所の青年部メンバーに感謝。「手作りな感じでここまできたので、なんとか支持を得ていきたいなと思います」と力強く話した。
好きなシーンを尋ねられると、高橋は「富田さんと2人で商店街を歩くところは、映画(の撮影を)抜きにして一番いい時間を過ごさせていただきました」と頬をゆるめ、富田は香蘭が歌うシーンについて「カットとカットの間に休憩があったんですが、香蘭として座っていながらもどこかに運上さんの素顔も垣間見られて、役と本人が行ったり来たりしているさまが印象的でした」とコメント。それを聞いた運上は「今びっくりしちゃっているんですけど、うれしいです(笑)」と照れ笑いを浮かべる。
同じ質問に高橋、板尾創路、近藤芳正が歩いているシーンと回答した白洲は「歳を重ねても、古くからの友達に会ったらあの頃に帰れる雰囲気は、男としてうらましく思ったというか。ああいう仲間がいたら幸せだなって思いましたね。友達を大事にしたいなと思えるようなシーンです」と感慨深げに述べる。また矢吹が高橋と富田の台所での一幕を挙げて「掛け合いがすごく面白くて、ちょっとほっこりするようなシーン。夫婦ってこんな感じなんだって想像できるようですごく好きですね」と笑顔を見せると、高橋は「日常的に洗い物が好きなんです。そのきれい好きさを監督が知っているので、ああいうシーンを書いたと思います。そういう潔癖症みたいなところが出ていれば成功かなと思います」と続けた。
運上は矢吹が出演する劇中映画のシーンを選んで「ちょっとドキッとするようなシーンもあるんですけど、今日はたくさんのファンの方が来ていると思うので注目してみてほしいなと思います」とアピール。また森岡が「大牟田の市長が好きだと言ったのは、筧(美和子)さん演じるスナックの若いママが来たときの高橋さんのデレデレ感です」と話すと、富田は「監督、この映画はすごくいい映画なんですよ。大丈夫でしょうか」と心配する素振りを見せる。高橋も「みんな気を使ってしゃべっていたのに、あなたが一番ネタバレじゃないですか」とツッコミを入れ、会場の笑いを誘った。
「向田理髪店」は全国で公開中。
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※記事初出時、一部人名に誤りがありました。お詫びして訂正します。
高橋克実の映画作品
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