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平野啓一郎の同名小説をもとにした本作。弁護士の城戸章良が、他人として生きた“ある男”へ複雑な思いを募らせていく姿が描かれる。
石川は「我々アジアのフィルムメーカーにとって夢のような場所。そのクロージングに選んでいただけて光栄」と同映画祭への参加を喜ぶ。3度目の参加となる妻夫木は「釜山の人たちはいつも温かく迎えてくれ、そして映画をとても愛していると肌で感じます」とコメントした。
その後行われたクロージング上映には約5000名の観客が集まり、妻夫木らがレッドカーペットに現れると会場は大きな拍手に包まれた。ステージに上がった妻夫木は「言葉が通じなくても映画というもので世界は一つになれるという素晴らしさを教えてくれたのが釜山(映画祭)でした。今回、『ある男』でまたここに来れたことをとてもうれしく思います」と挨拶する。安藤は「(映画を)釜山の皆さんがどのように受け止めるのか、興味深く楽しみです」、窪田は「皆さんの胸に届いてくれたらうれしいです」とメッセージを送った。
「ある男」は11月18日より全国でロードショー。
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妻夫木聡「映画で世界は一つになれる」、主演作「ある男」が釜山国際映画祭で上映 https://t.co/bfJEWwSjho
原作:平野啓一郎『ある男』文春文庫