「ハリポタ」ハグリッド俳優ロビー・コルトレーンが死去、ダニエル・ラドクリフも追悼

「ハリー・ポッター」シリーズのハグリッド役で知られるロビー・コルトレーンが死去したとIndieWireなどが報じている。

1950年3月生まれ、スコットランド出身のコルトレーンは現地時間10月14日に72歳で死去。「ハリー・ポッター」には2001年の1作目「賢者の石」から最終作「死の秘宝」までシリーズ全作に出演した。ハグリッドは魔法学校ホグワーツでグラウンドキーパーとして働く半巨人。コルトレーンは主人公ハリーに常に味方する大柄で優しい性格のハグリッドを体現した。2006年にはエリザベス2世から芸術への貢献が認められ、大英帝国勲章を授与されている。 そのほか主な出演作は「007」シリーズの「ゴールデンアイ」「ワールド・イズ・ノット・イナフ」など。

コルトレーンの死去を受け、ハリー役のダニエル・ラドクリフはVarietyに声明を発表。これまで会った中で「もっと面白い人の1人」と呼び、子役として「ハリー・ポッター」のセットで一緒に仕事をした思い出を語った。「撮影現場で子供だった私たちを常に笑わせてくれました。特に『アズカバンの囚人』でハグリッドの小屋で何時間も豪雨をやり過ごしたときのことは忘れられない思い出です。彼は話を聞かせてくれ、ジョークを飛ばし、私たちの士気を高めてくれました。彼と出会い、一緒に仕事ができたのは本当に幸運だったと思います。亡くなったのはとても悲しいことです。彼は素晴らしい俳優であり、素敵な人でした」とつづっている。