HBO Maxによるドラマシリーズ「TOKYO VICE」シーズン2の制作開始に伴い、主演・エグゼクティブプロデューサーを務める
「TOKYO VICE」は日本で新聞記者経験のあるアメリカ人ジャーナリスト、ジェイク・エーデルスタインによる著書を映像化したシリーズ。シーズン1では1990年代の東京を舞台に、ヤクザがうごめく裏社会の様相がアンセル・エルゴート演じる大手新聞社の新人記者の視点で描かれた。日本からは渡辺のほか、菊地凛子、伊藤英明、笠松将、山下智久、ウダタカキ、田中光輔ら多数のキャストが出演。全8話がWOWOWで放送・配信された。
表敬訪問には渡辺、ショーランナーのJ・T・ロジャース、監督を務めるアラン・プール、エグゼクティブプロデューサーのアレックス・ボーデン、クールジャパン戦略推進特別委員会の事務局長で衆議院議員の山下貴司が参加。東京ロケーションボックスを設置する東京都は、都内でのロケ撮影を支援する。
渡辺は撮影が2020年から2021年にかけて行われたシーズン1を振り返り「そのときはコロナ真っ盛りの頃で非常に大変な撮影を強いられたんですが、いろんな場所で撮影をさせていただけた。その結果、世界各国から評価のお声をいただけました」とコメント。シーズン2の撮影に向けて「素晴らしい脚本家のJ・T・ロジャースと丁寧に時間をかけて企画を練り準備をして参りました」「さらにバージョンアップした形で撮影をさせていただけると、また世界各国に向けて東京を素晴らしい都市として発信できると思っております。どうかご協力お願いします」と語った。
プールが「TOKYO VICE」仕様の法被を小池都知事にプレゼントし、渡辺が羽織らせる一幕も。小池は「大変人気だったシーズン1で、東京の街を、人々を紹介してくださって感謝しています。シーズン2でも東京都としてお手伝いできることはしていきたい。世界の方々に東京ってこんな面白いところがあるのか、こんな楽しいところがあるのかと伝えていただければ」と期待を込めて話し、「もし、通行人の役が足りなければ、私、参りますので」と冗談交じりにほほえんだ。
全10話となるシーズン2の撮影は11月6日から2023年5月にかけて実施。およそ130日間を予定している。プールの発言によればシーズン1における東京での撮影費用は約45億円だったが、シーズン2では80億円規模に増えるという。HBO Maxでのリリースは2023年を予定。日本での放送・配信時期は未定のため、続報を待とう。
Nadja🦋🇫🇷🍾 @norskskankatt
⭐️"TOKYO VICE"来年5月まで撮影あるんだ、ほぼ7カ月!(シーズン3まで撮る?ってことかな?). #AKIRA山P
「TOKYO VICE」シーズン2が11月撮影スタート、渡辺謙が小池都知事を表敬訪問 - 映画ナタリー https://t.co/nZ3KW5nVSK