「本当に“拷問”されてる」山田涼介、過酷な「しんぼく」撮影経て朝ドラヒロインに意欲

ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」の会見が本日10月5日に東京・フジテレビ本社で行われ、キャストの山田涼介（Hey! Say! JUMP）、川栄李奈が出席した。

本作は、連続殺人犯を父に持つ大学生・浦島エイジが主人公のサスペンス。自身が二重人格であることを悟り、“もう1人の自分”が殺人を犯しているかもしれないと不安に駆られた彼が真相を明らかにしていくさまが描かれる。山田がエイジ、川栄がヒロインのナミに扮した。

もともと原作を読んでいた山田は「いつか実写化されるだろうとは思っていたけど、自分にオファーが来るとは！」と主演に抜擢された心境を伝える。オリジナルキャラクターを演じた川栄は「皆さんに好かれるような人物でいられたらと思いました」と撮影に臨むにあたっての思いを明かした。

続いて山田は「まだ共演シーンはそんなに撮っていないけど、すごく“撮ってる感”がある」と口にして、「すごく相性がいい2人になっていると思うんですけど、どうですか？」と川栄を見やる。急に話を振られた川栄は驚きつつも「それでいいと思います！」と答えて会場を笑わせた。

2人にとって、本作はこれまでの作品で一番大変な現場だそう。山田は「拷問シーンは本当に“拷問”をされているんですよ。監督がリアリティを求めているのか、山田涼介が苦しんでいる姿を見たいのか……（笑）」とつぶやく。川栄が「山田さんの役は朝ドラのヒロインと同じくらい大変。この人はすごいなと思いながら近くで学ばせてもらってます」と述べると、山田は「たぶん、次の朝ドラヒロインは僕がやっています！」と満面の笑みを浮かべた。

最後に山田は「攻めの姿勢でお送りするドラマを久々に味わってもらえる。『フジテレビ、チャレンジングなことをするな』と思うし、それに自分が出られている喜びもあります。毎週水曜22時が皆様にとって悩ましい夜になるのでは。ぜひ考察しながら楽しんでいただけたら」とメッセージを送り、会見を締めた。

井龍一と伊藤翔太のマンガをもとにした「親愛なる僕へ殺意をこめて」は、フジテレビ系で本日10月5日に放送スタート。岡田道尚が脚本、松山博昭が総合演出を担当する。

親愛なる僕へ殺意をこめて

フジテレビ系 2022年10月5日（水）スタート 毎週水曜 22:00～22:54
※初回15分拡大