片岡千之助が映画初主演、「ぼくらのレシピ図鑑」第3弾は富士吉田市で撮影

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「地域」「食」「高校生」をキーワードとする映画製作プロジェクト「ぼくらのレシピ図鑑」。第3弾では歌舞伎俳優の片岡千之助が映画初主演を務める。

片岡千之助

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映画24区が2018年に立ち上げた「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズにて、第1弾では兵庫県加古川市を舞台にした安田真奈監督作「36.8℃ サンジュウロクドハチブ」、第2弾では福岡県田川市を舞台にした池田エライザの監督デビュー作「夏、至るころ」が制作されてきた。

第3弾の「メンドウな人々(仮題)」は山梨・富士吉田市を舞台に、男子高校生と面倒なおじさんの“ちょっぴりおかしな友情”を描く青春劇。地元グルメ「吉田のうどん」を広める“うどん部員”の活躍もフィーチャーされる。主人公に千之助が扮し、哀愁漂うダメなおじさん役で的場浩司が出演。監督・脚本を第1弾と同じく安田が担当する。

安田は「モヤッとした男子高校生が、ダメ可愛いオッサンや、真面目すぎる女子部長に出会い、ジワッと成長していく青春物語です。繊細な魅力のある片岡千之助さん、アツくてオトコマエな的場浩司さんをメインキャストにお迎えできて、大変嬉しいです」と本作についてコメントしている。

本作は映画24区と山梨放送が共同で製作。2023年3月に山梨放送で地上波放送したのち、劇場公開を目指す。なお2022年10月16日には、映画の一部出演者を一般市民から選出すべく、富士吉田市内で参加費無料のワークショップが開催される予定だ。応募詳細は映画24区の公式サイトで確認を。

片岡千之助 コメント

今回、映画初主演という大役を任せていただけることとても嬉しく思います。
特に地域主体の映画作り、地元の方々との触れ合い、世界に一つのオリジナル脚本というところに興味を抱きました。歌舞伎役者ではありますが、その前に一表現者として映像の世界にもとても興味があります。また違う環境で表現をさせていただける喜びを噛み締めながら挑戦させていただきたいと思います。

的場浩司 コメント

富士山のお膝元、富士吉田市という最高のロケーションの中で、安田監督指揮のもと吉田のうどんのようにコシがあってあたたかい作品に参加できることを心より感謝いたします。
ちょっぴりメンドウな人たちが交わり少しずつ成長する姿を応援してもらえたら嬉しいです。

安田真奈(監督・脚本)コメント

「ぼくらのレシピ図鑑シリーズ」第1弾・兵庫県加古川ロケ映画「36.8℃ サンジュウロクドハチブ」(主演堀田真由さん)の撮影から5年。再び同シリーズの監督・脚本をつとめさせていただくことになりました。今回のロケ地・山梨県富士吉田市は、富士山を敬い、果物や織物で栄え、ご当地グルメ「吉田のうどん」が人気の街。実在の高校部活「うどん部」や現地の取材を踏まえて、オリジナル脚本を書きました。「メンドウな人々」は、モヤッとした男子高校生が、ダメ可愛いオッサンや、真面目すぎる女子部長に出会い、ジワッと成長していく青春物語です。繊細な魅力のある片岡千之助さん、アツくてオトコマエな的場浩司さんをメインキャストにお迎えできて、大変嬉しいです。メンドウな人々が繰り広げる、うどんのように後味ホッコリの山梨産青春映画。皆様、どうぞ応援いただきますよう、よろしくお願いいたします。

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