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奥田英朗の同名小説をもとにした本作。寂れた元炭鉱町の理髪店を舞台に親子の葛藤と家族の絆、人々のつながりが描かれる。過疎化の進む筑沢町で理髪店を営む主人公・向田康彦を演じた
本作の見どころを尋ねられた高橋は「今日、来ていらっしゃる方の中にも出演されている方がたぶんいらっしゃると思います。聞いた話によりますと、のべ700人の大牟田の方々に参加していただいたとのことで。参加していない方でも“自分もこんなことあったなあ”と身近に感じられるシーンだけで構成されていて、押し付けがましくなく、自然に“なるほどね”って気持ちになれる映画ですので、そのへんを観ていただければと思います」と述べる。
撮影が行われた2021年12月以来にロケ地である大牟田を訪れた富田は「映画の中でも映画の撮影シーンがあるんですけど、そこで薄くてかわいいワンピースを着させていただいて、がんばって撮影させていただきました。世界遺産でもある三池炭鉱で、血を流している人を発見して『きゃー』とか言ったりもしていますが、“世界遺産でこんなことさせていただけるなんて感謝です”と思いながら、寒い中撮影したのを思い出しました」と撮影を振り返った。
また観客に「ただいま」と挨拶した白洲は「本当に寒かったので僕はラーメンばかり食べていました。寒くなくてもラーメンばかり食べていたと思うんですけど、東洋軒には3、4回行きましたし、福龍軒にも行きましたね。なので、映画の撮影の思い出というとほぼほぼ大牟田ラーメンです」と頬をゆるませる。続けて「大牟田ラーメンってすごくおいしくて、博多よりもちょっと濃い目というか……。(話が)止まらなくなっちゃうので、ラーメンの話はこれ以上やめておきます(笑)。本当においしかったです!」とラーメン愛を語った。
森岡は「エキストラで大牟田の方々に出ていただいて、普通は歩いたりするだけなんですけど、お芝居もしていただいているんですね。そこも見逃さないでほしいなと思います」と明かし、「あとは裏で商工会の青年部の皆さんが手伝ってくださって、本当はスタッフがやらないといけないことも全部やっていただいて、雨が降るシーンとかも手伝ってもらっていい画が撮れたので、本当に感謝しています」と頭を下げた。
「向田理髪店」は10月7日より福岡県と熊本県で先行上映。10月14日より東京・新宿ピカデリーほか全国で公開される。
高橋克実の映画作品
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Advance premiere screening of new movie "Mukouda rihatsuten" at Central Cinema Omuta on 1 Oct 2022 - Takahashi Katsumi, Tomita Yasuko & Shirasu Jin
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