「祖谷物語」蔦哲一朗が“アースシップ”での静かな生活描く「雨の詩」11月公開

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「祖谷物語 -おくのひと-」で知られる蔦哲一朗の新作「雨の詩」が、11月12日より東京・ポレポレ東中野、11月26日より大阪のシネ・ヌーヴォほか全国で順次公開。予告編がYouTubeで解禁された。

「雨の詩」メインビジュアル

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「雨の詩」

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「雨の詩」

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生活用水を雨水でまかなうなど自然エネルギーによって自給自足するアースシップと呼ばれる住宅。「雨の詩」は、そんな家で電気水道なしの静かな生活を送るジンとテラを主人公に、“脱成長”な生き方を描く物語だ。都会から移住してきたジンは、地元民のテラから田舎での暮らしを教わり、文学や詩に親しむように自然を理解していく。自然の中で生きることに意義を感じていたジンとテラだが、やがて2人の間にほころびが生じてしまう。

「雨の詩」

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映画は第33回マルセイユ国際映画祭に正式出品。16mmのモノクロフィルムでの撮影を選んだ蔦は、かつてアンドレイ・タルコフスキーやタル・ベーラ、ツァイ・ミンリャンといった監督たちが確立したスローシネマのアップデートに挑んだ。「ぼくらの亡命」の須森隆文がジン、徳島でわかめ農園を経営する寺岡弘貴がテラ役で出演。徳島県美馬の公共のインフラを必要としないオフグリッドハウス・アースシップMIMAが撮影に使用されている。

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ポレポレ東中野 @Pole2_theater

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