スペイン現地時間9月24日21時頃より第70回サンセバスチャン国際映画祭の授賞式が行われ、「
川村が自身の小説を映画化した「百花」では、記憶を失っていく母と、思い出をよみがえらせていく息子の姿が描かれる。息子の葛西泉を
アルフレッド・ヒッチコックやダニー・ボイルらが受賞してきたサンセバスチャン国際映画祭の最優秀監督賞。川村は「初監督作品を評価してくれた、サンセバスチャン映画祭に心より感謝したいと思います。初監督作品ですし、良いニュースもないだろうとサンセバスチャンを離れ、ビルバオに行って、グッゲンハイム美術館を見て、呑気に生ハムを食べていたら電話がかかってきて、息が止まりそうになりました」と伝える。そして「この受賞はひとえに主演の菅田将暉くんと、原田美枝子さんの素晴らしいパフォーマンスのおかげだと思っています。彼らの演技が言語を超えて伝わったのだと確信しています。そして初めての挑戦に力を貸してくれた、すべての素晴らしいスタッフ、キャストに感謝したいと思います」と語った。
またこのたび菅田と原田のコメントも到着。菅田は「川村元気監督から受賞の報告と共に、あまりしないであろうおどけたポーズの写真が送られてきました。朝イチに嬉しいご褒美。現場の高揚感が伝わってきて、胸の中が熱気でパンパンです。何より監督の熱意が伝わったことがとても嬉しく、同時に少し安心しました。場所が違えどヒトである以上感じるものは変わらない証明のように思います。この瞬間を忘れずに生きたいですね。感謝です」とつづっている。
原田は「カッコいいです! 凄いです! 初監督作品で最優秀監督賞を受賞するなんて! 撮影中に、『川村監督は、私が考えているよりも、ずっと深くて大きな世界を持っている』と、感じた事が形になって現れたようです。これから、世界中の人が作品を楽しみにする監督になるでしょう!」と述べた。
「百花」は全国で公開中。
川村元気 コメント
初監督作品を評価してくれた、サンセバスチャン映画祭に心より感謝したいと思います。
初監督作品ですし、良いニュースもないだろうとサンセバスチャンを離れ、ビルバオに行って、グッゲンハイム美術館を見て、呑気に生ハムを食べていたら電話がかかってきて、息が止まりそうになりました。
この受賞はひとえに主演の菅田将暉くんと、原田美枝子さんの素晴らしいパフォーマンスのおかげだと思っています。彼らの演技が言語を超えて伝わったのだと確信しています。そして初めての挑戦に力を貸してくれた、すべての素晴らしいスタッフ、キャストに感謝したいと思います。
菅田将暉 コメント
映画「百花」最優秀監督賞受賞! 川村元気監督から受賞の報告と共に、あまりしないであろうおどけたポーズの写真が送られてきました。朝イチに嬉しいご褒美。現場の高揚感が伝わってきて、胸の中が熱気でパンパンです。何より監督の熱意が伝わったことがとても嬉しく、同時に少し安心しました。場所が違えどヒトである以上感じるものは変わらない証明のように思います。この瞬間を忘れずに生きたいですね。感謝です。
元気さんおめでとうございます!✌️
原田美枝子 コメント
おめでとうございます。
カッコいいです! 凄いです! 初監督作品で最優秀監督賞を受賞するなんて!
撮影中に、「川村監督は、私が考えているよりも、ずっと深くて大きな世界を持っている」と、感じた事が形になって現れたようです。
これから、世界中の人が作品を楽しみにする監督になるでしょう!
一緒に仕事を出来たこと、誇りに思います!
川村元気の映画作品
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「百花」川村元気がサン・セバスティアン映画祭で日本人初の最優秀監督賞 https://t.co/hSvQSlBeQG
原作:川村元気『百花』文春文庫