「犬チャリ」“圧倒的香取慎吾”と岸井ゆきのが絶賛、フクロウのチャーリーも登場

「犬も食わねどチャーリーは笑う」の公開記念舞台挨拶が本日9月24日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、キャストの香取慎吾、岸井ゆきの、監督の市井昌秀が登壇した。

本作は、結婚4年目を迎える夫婦があるSNSへの投稿をきっかけにすれ違っていくラブコメディ。香取が夫の田村裕次郎、岸井がSNS「旦那デスノート」に投稿する妻・日和に扮する。

香取は「エンタテインメントの世界が下を向いてしまう時間があって、映画を劇場で見る機会も少なくなってしまった中、少しずつ前を向いてみんなががんばったおかげで公開を迎えることができ、本当にうれしい思いでいっぱいです」と語る。

共演した香取について岸井は「香取さんは香取さんです！ 皆さんがお思いの通りの香取さんでした」と表現。香取は「ゆきのちゃんの言葉で印象的だったのが“圧倒的香取慎吾”。圧倒的な存在感な香取慎吾、ではなく“圧倒的香取慎吾”！（笑）」と述べ、会場は拍手に包まれた。

市井は「車の速度に合わせて慎吾さんに走ってもらうシーンがある。15キロで行きますって言っていたんですけど走り出したら、もっと速度を上げたほうがいいと思って。結果25キロ出ていました」と明かし、香取に謝罪。香取は「25キロだったんだ……」と驚きながら「1日中走ってるわけでもないし、大丈夫ですよ。でも慎吾ちゃんもちょっとずつ歳を重ねていますから、（けがには）皆さんも気をつけましょう」と会場に呼びかけ、笑いを誘った。

イベントでは、裕次郎と日和が飼うフクロウ・チャーリーを演じたマルちゃんも登場。撮影中、マルちゃんと触れ合うことが少なかったという香取は恐る恐るチャーリーに触れ、「かわいいです」「すごいフワフワしてる」とコメントした。

最後に岸井は、「夫婦の話ではあるけど、家族や人と関わることを描いた作品だと思う。受け入れ合うことが愛だし、優しさだと思うから、この映画で感じてもらえたら。単純にこの映画を面白がってもらえたらと願っています」と伝える。香取は「スマホやテレビで、いろんなコンテンツを楽しめるけど、こんなに大きなスクリーンで楽しめるのは映画館しかない。ぜひ劇場に足を運んで映画を楽しんでいただけたら」と呼びかけイベントを締めた。

「犬も食わねどチャーリーは笑う」は全国で公開中。