「カメ止め」撮影監督の曽根剛による監督作を代官山で上映、トークショーも開催

「カメラを止めるな！」の撮影監督として知られる曽根剛の監督作が、9月29日から10月8日にかけて東京・シアターギルド代官山で上映される。

これは曽根が監督を務めた「透子のセカイ」の公開を記念した特集。ラインナップには初監督作のファンタジー短編「still」、死期を悟った女性を描く短編「ドッペルゲンガー」、ロサンゼルスで全編ロケ撮影を実施したホラー「口裂け女 in L.A.」、フランス、ドイツ、スペインでコミュニケーションの意味を描いたロードムービー「パリの大晦日」が並ぶ。

台湾全域を23カットで切り取った多国籍群像劇「台湾、独り言」、バブル期を舞台にした群像劇「冷たいキス」、韓国を舞台に口裂け女を描いた「ゴーストマスク～傷～」、芥川龍之介の戯曲を映像化した「二人小町」、北村諒と日向野祥のダブル主演作「ゴーストダイアリーズ」も。さらに3.11を題材にしたコメディ映画を作ろうと奮闘するアメリカ人らを映した「永遠の1分。」、韓国・チェジュ島を舞台に据えて“想像と過去の記憶の間で自信を見失う”男女を描いた「青いみかんの部屋」が上映される。

なお「still」「ドッペルゲンガー」「パリの大晦日」「台湾、独り言」「冷たいキス」「青いみかんの部屋」が日本で劇場上映されるのは今回が初めてだ。いずれも作品上映後にトークショーが開催される。

曽根剛 特集上映

2022年9月29日（木）～10月8日（土）東京都 シアターギルド代官山
＜上映作品＞
「still」
「ドッペルゲンガー」
「口裂け女 in L.A.」
「パリの大晦日」
「台湾、独り言」
「冷たいキス」
「ゴーストマスク～傷～」
「二人小町」
「ゴーストダイアリーズ」
「永遠の1分。」
「青いみかんの部屋」