第35回東京国際映画祭(TIFF)コンペティション部門の審査委員長が
舞台「ライオンキング」の演出や、映画「フリーダ」「グロリアス 世界を動かした女たち」などを手がけたことで知られるテイモア。彼女は「映画館で作品にひたってください。そこは、私たちがまったく知らないこと、知っていると思っていること、個人的に経験したことの境界をともに越えさせてくれる宮殿です」と述べ、「第35回東京国際映画祭のコンペティション部門国際審査委員長として来日できることを、とても光栄に思います」とコメントしている。そのほかの審査員は後日発表される予定だ。
また世界の映画界に貢献した映画人、映画界の未来を託していきたい映画人に贈られる
さらに監督デビュー30周年を迎える
そしてこの1年の日本映画を対象に特に海外に紹介されるべき日本映画という観点から選考された作品を上映するNippon Cinema Now部門では、2022年3月に死去した
加えて東京国際映画祭と国立映画アーカイブが共催する特集「長谷川和彦とディレクターズ・カンパニー」も実施に。1982年に
また「ゼロから世界を創る」を今年のテーマに掲げるジャパニーズアニメーション部門では、「アニメーションで世界を創る」と銘打ち「
ジュリー・テイモア コメント
芸術は私たちを混沌の中から導き出し、道を切り開く道標です。暗い劇場の中、目の前で明滅する映像は、私たちを深く引き込み、孤立した単一の自己存在から引き離します。映画館で作品にひたってください。そこは、私たちがまったく知らないこと、知っていると思っていること、個人的に経験したことの境界をともに越えさせてくれる宮殿です。他人の人生や愛に没入して、鼓舞され、苦悶させられてください。第35回東京国際映画祭のコンペティション部門国際審査委員長として来日できることを、とても光栄に思います。
安藤裕康(東京国際映画祭チェアマン)コメント
ジュリー・テイモアさんは、ミュージカルの演出だけでなく、多くの優れた映画を監督しています。特に、若い頃に日本で人形浄瑠璃を学び、それを自分の作品に活かすなど、日本との関係も深い。また、彼女は黒澤明の大ファンでもあり、黒澤明賞復活の年にふさわしい審査委員長でしょう。
第35回東京国際映画祭
2022年10月24日(月)~11月2日(水)東京都 日比谷・有楽町・丸の内・銀座エリアの各映画館やホールなど
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東京国際映画祭
この1年の日本映画を対象に特に海外に紹介されるべき日本映画という観点から選考された作品を上映するNippon Cinema Now部門では、2022年3月に死去した青山真治を追悼し、監督作「EUREKA(ユリイカ)」「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」を英語字幕付きで上映する。 https://t.co/0WFWC0S056