沖縄・石垣島に移住した吉田夫婦を追ったドキュメンタリー「
吉田夫婦が移住したのは、石垣島の北部に位置し、高齢化・過疎化が進む久宇良集落。人や仕事の少ない久宇良で生活するために転職を繰り返した夫の友厚さんは、36歳で船大工の職と出会う。金属を使わず複数の木材をはぎ合わせる“本ハギ”という特殊な技法で作る木船(サバニ)の船大工となった友厚さん。本作では失われつつある木船作りの技術を継承し、やがて地域社会の人々と家族のような関係を築く吉田一家の生活が切り取られていく。
監督を務めたのは、「僕らのカヌーができるまで」「縄文号とパクール号の航海」の
美術家の
ポレポレ東中野では公開初日から9月26日にかけて連日トークイベントや舞台挨拶を開催。友厚さんと監督の水本が登壇する。
原康司(「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」丸木舟キャプテン) コメント
石垣島の小さな集落に移住した家族が、その地の民衆文化を受け継ぎ紡いでゆく。その姿は淡々として風のように軽やかだ。「きのふね」。過去をたどる船大工の技術と思想は、未来へと続くわたしたちの道しるべとなるのかもしれない。
水本博之の映画作品
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ポレポレ東中野 @Pole2_theater
会田誠も推薦、石垣島の限界集落で生活する一家追った「丸木舟とUFO」公開(動画あり / コメントあり / 写真20枚) https://t.co/8DI25jlHpx