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根本の同名舞台を映画化した本作は、ダメ男を引き寄せる4人の女たちの恋愛模様を描いた群像劇。恋愛体質のデザイナー・真知子を演じた前田は、パートナー役の菊池との共演について尋ねられると「風磨くんは人見知りで、久しぶりに会うと距離感がゼロに戻っているんです」と物申す。菊池は「ゼロどころかマイナスにいっちゃうところがあるんで。目もなかなか合わせられない」と申し訳なさそうに打ち明けた。そんな菊池は、司会者から「真知子の彼氏でバンドマン志望なのに根性なしのやっかい系ヒモストリーマー・怜人」と自身の役柄を紹介されて「こんなボロカスに言われるとは」と苦笑い。「自分とは性格がまったく違う役。ここまで逆だと楽しく演じられました」と振り返った。
キャスト陣の息の合ったやり取りを受け、根本は「全員が素晴らしいので、キャスティングは本当にうまくいきました。(舞台版の)完全再現なのに“完全オリジナル”になっているのがうれしい」と映像化の手応えを確信。山岸も「理想の皆さんでした。クズだけど愛らしさがあって、そんなところが好きな女性陣もかわいらしい」と満足げに語った。
また先日行われた先行試写会では、観客に「“四者四様の愛すべきクズ男”で一番許せないのは誰?」というアンケートを実施。その結果がここで発表されることになり、前田・伊藤・趣里の3人は「誰かなー」と男性陣をじろじろ眺める。そして「チャラすぎる」「考えが未熟」「顔がいいだけ」といった理由から“一番のクズ男”として選ばれたのは、菊池演じる怜人。菊池は最初こそ納得いかない顔をしていたが、「そこまで言ってもらえて逆によかった。やりきれたということかな。あと顔がいいだけって言ってもらえたんで。ありがとうございまっす」と晴れやかに述べる。前田は「演じている皆さんが愛しくてかわいい。それもひっくるめて、女性ってちょっとダメな男の人好きかも……と思ってもらえるかもしれません」と、改めて本作の魅力を伝えた。
「もっと超越した所へ。」は、10月14日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。
Chiaki @ Dorama World ドラマワールド @doramaworld
Completion screening event of new movie "Motto chouetsu shita tokoro e" at Nissho Hall on 12 Sep 2022 - Maeda Atsuko, Kikuchi Fuuma, Ito Marika, Okamoto Reiji, Miura Takahiro, Shuri & Chiba Yuudai; showing from 14 Oct 2022
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