劇場アニメーション「
八目迷の同名小説を原作とする本作では、欲しいものがなんでも手に入るという不思議なトンネル“ウラシマトンネル”に足を踏み入れた少年少女のひと夏が描かれる。鈴鹿が主人公の塔野カオル、飯豊が転校生の花城あんずに声を当て、カオルの友人・加賀翔平を畠中、あんずに喧嘩腰な同級生・川崎小春を小宮、カオルの妹・カレンを小林が演じた。
初日を迎えた感想を問われ、鈴鹿は「緊張でドキドキしていたんですが、皆さんの目を見たら(映画が)よかったのかなと感じました。安心しています」とコメント。飯豊は「皆さん、夏の終わりにこの映画を選んでくださりありがとうございます」と感謝し、「プロの声優の皆さんに挟まれて立っているので緊張します。最近は劇場に映画を観に行くのも大変な状況の中、足を運んでくださって。今日ここに来てくれた1人ひとりに『どうでしたか?』と感想を聞きたいです」と語りかけた。
畠中は「うらやましいなって思いました。憧れた青春がそこにありましたね」と本作の感想を伝え、「主演のお二人がものすごく繊細で自然なお芝居をしていたので、そこに溶け込みたいなという気持ちがありました。とにかく肩の力を抜いて自然な距離感というのを意識しました」と収録を振り返る。小宮は「主演の2人と一緒にアフレコさせていただけたので、お芝居がやりやすかったですね。まりえちゃんとは以前もお会いしたことがあったので久しぶりに現場で再会できてうれしかったです」と喜ぶ。続けて「(演じた小春は)嫌なやつに見えると思うんですけど、途中に本当はいい子だとわかるシーンもあったり、原作を読んでいる方は愛らしい部分をもっともっと知ってくださっていると思うんです。だからその分、今回は思いっきり嫌われてやろうと(あんずを)とことんいじめてやりました」と言って、笑いを誘った。
小林は「最初に台本を読んだときに、カレンはとんでもない役だぞと思ったんです。お兄ちゃんの後押しをしなきゃいけない役なので、責任重大だ!と。でもいざ収録をするとなって、私が考えすぎていた部分もあったのかなと。監督から『もうちょっとキャピキャピして、ギャルっぽくても大丈夫』と言われたんです。そう言っていただいたので、純粋に“妹”でいようと意識しました」と述懐する。
最後に飯豊は「ウラシマトンネルを通して、今を捨ててでも過去を取り戻したいという、なかなか勇気のいる選択をした2人の物語です。孤独な気持ちを照らしてくれるような人や思い出が、皆さんのそばにもあったらいいなと思います。何度でもこの映画を楽しんでいただけたら」とアピール。鈴鹿は「皆さんの胸のどこか片隅にでもずっと残り続けて、来年再来年のこの時期に思い出してもらえる作品になったと思っています」と挨拶した。
「夏へのトンネル、さよならの出口」は全国で公開中。
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〇 劇場アニメーション「夏へのトンネル、さよならの出口」の初日舞台挨拶が本日9月9日に東京・新宿バルト9で行われ、声のキャストの鈴鹿央士、飯豊まりえ、畠中祐、小宮有紗… https://t.co/T5X5NHG076 鈴鹿央士が「夏トン」舞台挨拶で安心、飯豊まりえは「1人ひとりに感想を聞きたい」/ 映画ナタリー https://t.co/itQK81NFr7