吉岡が五島を演じるほか、
「銀の龍の背に乗って」は中島がドラマのために書き下ろした楽曲。2003年のシーズン1、2004年のスペシャルドラマ、2006年のシーズン2に至るまで、すべて主題歌として使われた。タイトルの「銀の龍」に込められた意味を、中島は「命に向き合いながら孤独に戦う医師たちの心に想いを馳せ、命の水の化身である龍に願いを託したかった。その龍の色が銀色であるのは、手術用のメスの色が銀色だから」と、2016年発売のベストアルバム「前途」で解説。さらに、2003年のリリース当初には「船が海を渡るとき、その後ろに波を切ってできる白波が立つ。それが太陽に照らされてキラキラ輝いている様子は、まるで“銀の龍”のようだ」と語っていた。
中江は「『銀の龍』を聴くと今でも20年前からの島の風景と撮影の思い出が浮かんできます」と述懐。当時を振り返り「打合せのときに『コトー』を“海を超えてやって来た、傷ついた非力なヒーロー”という表現をしたのですが、その通りの素晴らしい曲になりました」「映像より先に、海からやって来るヒーロー『コトー』のイメージを作ってもらった気がしてます」と述べている。
「Dr.コトー診療所」は12月16日より全国ロードショー。
中江功 コメント
「Dr.コトー診療所」は連続ドラマで2シーズンとスペシャルドラマでもやりましたので「コトー」と言えば「銀の龍」、「銀の龍」と言えば「コトー」自分の中でこの2つは一体化していた為、別の曲にするとか、新しい「銀の龍」にするとか、そんな考えは全くありませんでした。
それくらい「コトー」は「銀の龍」とイコールだと思ってます。
「銀の龍」を聴くと今でも20年前からの島の風景と撮影の思い出が浮かんできます。
1992年に「親愛なる者へ」というドラマの主題歌(「浅い眠り」)をやっていただき、更に最終回ではみゆきさんに出演していただきました。
私は当時助監督でしたが、打合せの際に普段ドラマとか絶対出ないみゆきさんが出演を受諾していただいたのは、“お父様と同じ産婦人科の役であったから”とプロデューサーにお話ししていたと記憶しています。
「医者をやるなら大事にやりたい」と仰っていたのをよく覚えています。
それから約10年後、「コトー」で医療ドラマをやることになったので、主題歌をお願いするためにラジオ局に会いに行きました。スタジオ前でお会いしたとき、ニッコリと「お久しぶりです。南雲律子です」と10年前のドラマの役名でご挨拶していただきました。その記憶力の凄さと優しさとユーモアに感動したことは今でも忘れられません。
打合せのときに「コトー」を“海を超えてやって来た、傷ついた非力なヒーロー”という表現をしたのですが、その通りの素晴らしい曲になりました。
曲を作っていただいた後、事務所の方が「【銀の龍】というのは波頭が光って輝いている様を表現しているんです」とこっそり教えてくれました。
映像より先に、海からやって来るヒーロー「コトー」のイメージを作ってもらった気がしています。
最初のシーズンのタイトルバックで崖の上に座ってるコトー先生を撮影したのですが
放送後、島の方から「あそこは龍が昇ってくるところなんだよ」と教えていただき、この曲との縁を感じました。
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映画「Dr.コトー診療所」主題歌の「銀の龍の背に乗って」流れる予告解禁 https://t.co/NA1AypWegV