本作は、主人公・青羽紬がかつて本気で愛した佐倉想と音のない世界で“出会い直す”ラブストーリー。川口が大型CDショップで働く紬、
篠原が演じるのは想の母親・佐倉律子。自身のキャリア初となる手話での演技に挑戦する篠原は「心情の部分を表現することが多い作品だと思いますので、セリフの奥にある思いを表現できたらと思います」とコメントする。また川口、目黒との初共演について「今から撮影が楽しみです!」と期待を込めた。
「silent」は10月から毎週木曜22時よりオンエア。「踊り場にて」で第33回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞した生方美久が完全オリジナル脚本を手がけ、「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」などで知られる
木曜劇場「silent」
フジテレビ系 2022年10月スタート 毎週木曜 22:00~22:54
篠原涼子 コメント
お声をかけて頂いた律子という役は難しさの中にやりがいのある役だなと思い参加させて頂こうと思いました。心情の部分を表現することが多い作品だと思いますので、セリフの奥にある思いを表現できたらと思います。また、脚本家の生方さんは新人脚本家とは思えないぐらいの筆力で書いてくださっているので、オリジナル作品ということもあり私自身もこのドラマがどういう結末になるのか楽しみにしております。そして今回、川口さん、目黒さんとはじめてご一緒させて頂きますので、今から撮影が楽しみです! どこか懐かしく、そして新しい不思議な感覚にさせてくれるドラマだと思っております。世代を超えて伝わる作品だと思いますので、是非ご覧ください。
村瀬健(プロデューサー)コメント
ある日突然、最愛の息子が聴力を失ってしまうかもしれないという事実を突きつけられたとき、母は何を感じ、何を思うのだろう……? “かつて本気で愛した人と再会したら、その人は聴力を失い音のない世界を生きていた”というこのドラマの企画を考えたとき、主人公の紬と元恋人・想のキャラクターと同時に頭の中に浮かんできたのが、この問いでした。同時に、その瞬間イメージしたのが篠原涼子さんでした。篠原さんとは、「月の恋人~Moon Lovers~」(2010年5月期 / フジテレビ系)でご一緒して、とんでもなく繊細なお芝居をする方だと感じました。例えば、“笑う”という芝居があったとします。その笑顔の向こう側に秘められたもの、その笑みの奥にあるもの、その笑顔に至るまでに経てきた道のり…みたいなものが篠原さんの“笑顔”からは感じられるのです。“最愛の息子が聴力を失ってしまった……その現実を受け入れるしかない…もちろん息子への愛は変わらない……だったら私は笑顔でいなければ……”という思いを抱くのではないか、というのが僕の中での先の問いに対する“仮定”でした。篠原さんなら、そういう気持ちを繊細な演技で見事に演じて下さるのではないか、と思いオファーをしたところ、快諾を頂き、ご出演を頂けることになりました。そして、ご自身も母である篠原さんにお会いし、お話しをさせて頂く中で、僕の“仮定”は良い意味で変わっていきました。そうしてたどり着いたもの。僕たちなりの答え。それを篠原さんが演じてくださることを、僕自身、誰よりも楽しみにしています。このドラマにおいて、川口春奈さん演じる紬と目黒蓮さん演じる想の“ラブストーリー”が縦軸だとすると、想とその母である律子との“母と子の物語”が横軸だと思っています。目黒さんとの芝居はもちろんのこと、やがて訪れるであろう川口さんと篠原さんとのシーンも、僕自身、今から楽しみで仕方ありません。この特別な3人だからこそ生み出せる空気、そして、それによって生まれるであろうドラマに、ご期待頂ければと思います。
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Shinohara Ryoko to play Meguro Ren's mother in FujiTV Autumn 2022 drama "silent" starring Kawaguchi Haruna
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