平野啓一郎の同名小説をもとにした本作では、弁護士の城戸章良が、他人として生きた“ある男”へ複雑な思いを募らせていくさまが描かれる。妻夫木が主人公の城戸を演じ、城戸に死んだ夫の身元調査を依頼する谷口里枝役で安藤、里枝の夫で大祐と名乗っていた“ある男”役で窪田が出演。「愚行録」「蜜蜂と遠雷」の
特別映像にはメイキングとキャストのコメントを収録。妻夫木は「とても難しい題材ではありますけれども、長い小説を映画にするにあたって、すごく深く掘り下げることができたんじゃないかなと」と語っている。また窪田は石川について「僕を見ているようで奥を見ているというか、見透かされている感じがすごいして」と述べ、安藤は本作を「ミステリーだとは思ってなくて、本当に人間を描いているドラマ」と表現した。
「ある男」は11月18日より全国ロードショー。なお本作は第79回ヴェネツィア国際映画祭のオリゾンティ・コンペティション部門に正式出品されている。
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