「
根本宗子の同名舞台を
怜人はバンドマン志望でヒモ体質のストリーマー。写真にはギターを背負いライブ配信をしながら、真知子との待ち合わせ場所である東京・下北沢の劇場ザ・スズナリに向かう怜人の姿が収められた。愛嬌のある彼は、10数年ぶりの再会を感じさせない距離の詰め方と愛くるしい笑顔を見せると、そのまま真知子の部屋に転がり込む。菊池は「かわいらしさを足して」という山岸の演出を受け、声のトーンや表情を調節し怜人を作り上げていった。
菊池は「僕自身としては全く共感ができないクズ男。恋人のヒモになる感覚が僕には絶対分からないですし、相手を束縛するタイプでもないと思います。だからこそ演じるのはすごく楽しかったです」とコメント。そして、なぜこんな人と一緒にいるんだろうと思われるような相手との恋愛については「周りの人たちが何を言っても、当人同士にとってはそれが幸せで、心地良かったりする。“この人じゃなきゃ”っていう2人だけの世界がきっとあるんだな、というのがこの映画に出て改めて気付かされたことです」と述べ、「クズ男の弱いところ、それを許してしまう私の弱いところ……思い当たる部分がある人も多いと思います。そんな弱い部分を突かれに来てください」と語っている。
「もっと超越した所へ。」は、10月14日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。
Ringotea RT für @Ringotea4
菊池風磨演じるクズ男が前田敦子と待ち合わせ「もっと超越した所へ。」新写真(コメントあり) https://t.co/S4nzHi3cW9
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