本作は、山里に暮らす陶器職人・誠治、海外で活躍する誠治の息子・学、そして隣町の団地に住む在日ブラジル人青年・マルコスを中心にした物語。国籍や育った環境、話す言葉の違い、血のつながりを超えて強い絆で“家族”を作ろうとする人々の姿が描かれる。「いのちの停車場」の
役所が主人公の誠治に扮し、一流企業のプラントエンジニアとして赴任したアルジェリアで新しく家族を作ろうとする学を
役所は「あるテロ事件をヒントに作り上げたこの物語で、成島監督が静と動を織り交ぜ問いかける人間ドラマです」とコメント。吉沢は「タイトル通り、孤独や絶望を抱えた人たちが必死にもがきながら、『家族』の形を探す物語です」、成島は「世界中で悲しい分断が起き続けている現在、自分にとって大切な人と共に生きられるということがどれだけ幸せで、奇跡なのか。この映画を観て感じていただけたら、と願っています」とつづっている。
※記事初出時、キャラクター名に一部誤りがありました。お詫びして訂正します。
役所広司 コメント
絶望に陥った者同士が偶然出会った時、生きてゆく希望を見つけるには何が必要なのか?
あるテロ事件をヒントに作り上げたこの物語で、成島監督が静と動を織り交ぜ問いかける人間ドラマです。
オーディションで出演が決まった演技経験のない若い俳優たちがとてもフレッシュで魅力的です。
吉沢亮 コメント
タイトル通り、孤独や絶望を抱えた人たちが必死にもがきながら、「家族」の形を探す物語です。
国際色豊かなキャストの皆さんの、とてもフィクションとは思えない、生々しくもキラキラしたお芝居が本当に素晴らしいです。
成島監督の演出の下、役所さんと親子役を演じ、貴重な時間を過ごさせて頂きました。
是非ご覧下さい。
成島出 コメント
プロット、シナリオともに、脚本家のいながきさんの身近にあるリアリズムで書かれた物語であることに惹かれました。愛知に暮らす陶器職人、在日ブラジル人、半グレ、そして北アフリカのテロ、全てがいながきさんの周りに実際に存在していて、私も「そこ」に行ってみたいと思いました。
役所さんとは、1994年、「大阪極道戦争しのいだれ」で脚本家デビュー、2003年「油断大敵」で監督デビュー、2011年「聯合艦隊司令長官山本五十六」と私の映画人生の大きな節目でご一緒させていただきました。常に進歩し続ける役所さんは私の大切な兄貴であり師匠です。もし役所さんとの出会いが無かったら私の監督人生はどうだったか。改めて考えるとゾッとします。
世界中で悲しい分断が起き続けている現在、自分にとって大切な人と共に生きられるということがどれだけ幸せで、奇跡なのか。
この映画を観て感じていただけたら、と願っています。
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