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池井戸潤の小説を三木孝浩が映像化した本作。同じ“あきら”という名前を持つ町工場の息子と大企業の御曹司が、銀行員として巨大企業の再建に挑むさまが描かれる。竹内が熱き理想を持つ山崎瑛(アキラ)、横浜が情を排除して仕事をこなす階堂彬(あきら)を演じた。
1~10年目までの会社員が集まった本イベント。役作りについて尋ねられた竹内が「作品に入る前に、流星くんと一緒に銀行のシステムや融資について勉強する時間を設けてもらったのが大きかったですね」と答えると、横浜も「銀行の書類を見てもわからなかったので、一から学びました。僕は(役柄的に)経営学の本も読みましたね」とうなずく。イベント参加者に銀行員もいることを知った2人は「おおー」と声を上げ、竹内と横浜は「監修の方が付きっきりで現場にいてくださった」「電卓の打ち方も教えてもらった」とそれぞれ当時を回想した。
「難しい専門用語が飛び交うことに苦労はした?」というMCからの質問には、竹内が「難しい言葉はたくさん出てきましたが、作品の一番大切な部分は瑛と彬が社会人ならではの壁をどう乗り越えていくかということ。難しく捉えずに、どういうふうに2人が勝ち上がっていくのかを見てほしいですね。それに事前に勉強もしていたので、(用語に関しては)なるほどという感覚でした」と回答。横浜は「台本には難しい漢字が並んでいたんですが、理解するとそんなに難しくないんです。そういった部分の大前提をクリアしてから作品作りを始めました」と講習の成果について話した。また、瑛と彬の違いを表現するようにスーツにもこだわったそう。竹内は「テーラーの人に採寸して作ってもらいました。彬のほうはスタイリッシュ、瑛は定番の形。それに彬はいい時計を着けていて、僕はホームセンターで買ったような時計」と説明する。
イベント中盤には、試写を観たばかりの観客から感想と質問が寄せられた。印象的なシーンを聞かれた横浜は「最初のシーンですかね。2人で芝居する1日目でした。瑛と対面して、彼との距離感をそこでつかめた。序盤ということで観客の心をグッと引き寄せなければいけないシーンだったし、張り詰めた空気の中で撮影していました」と答える。また撮影では竹内、横浜、三木がよく話し合っていたそうで、終盤のシーンも台本とは変わったという。竹内は「1回は台本通りに撮ったんですが、みんなで考えたほうのパターンもありなんじゃないかということでもう一度撮ったんです」と明かした。
また本作のストーリーにちなみ、自分の人生でどのように困難を乗り越えてきたかを尋ねられると、竹内は「ストレスやきついことは、どこにいても絶対にあること。壁を乗り越えることは、上司のためでも周りのためでもなく自分の幸せのため。そして仲間とどういう関係を築いて物事を成し遂げるのか考えていると、つらいことも乗り越えられます。壁を自分の活力にして利用することですね」と語る。また横浜が「好きな仕事をやらせていただいて、ぜいたくだなと思っています。ポジティブな意味で(いつか)どうせ死ぬと思っていて、人生は一度きりとなると悩んでいる暇はない。目の前のことを全力でやろうと考えています。明日死ぬ可能性もあるので、そうなったときに後悔して人生終わりたくないので」と述べると、竹内は「そう考えると忙しいよね」とにっこり。横浜も「そうなんですよ、やることたくさんあるので!」と続けた。
イベント終盤には、本作にちなんだ金融・ビジネス用語のクイズコーナーも。竹内は「会場の皆さんに聞いちゃえばいい」と言って観客を味方につけ、景品の肉は見事2人の手に渡った。最後に横浜は「皆さんの感想を生で聞けるのはなかなかない機会なので、作品が届いたんだと思うと本当にうれしかったです。心に残る大切な作品になれば幸せです」、竹内は「こういう機会は今の時代、設けることがなかなかできないので感謝しています。ストレスや苦しいことがある皆さんにとって、この映画が日常の活力の一部になれば」とアピールし、イベントは終了した。
「アキラとあきら」は8月26日より全国ロードショー。
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