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ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2022のスペシャルプログラム招待作品に選ばれた本作では、ゾンビが発生し、感染拡大を防ぐため隔離された地方都市が舞台に。不登校で家族との関係がぎくしゃくしていた高校生・早希が、ゾンビ化した家族を世話するため、“あまり危険ではない”サバイバルを繰り広げるさまが描かれる。
さくら学院の元メンバー・
倉島は「この映画はゾンビが一つ大きなテーマになっているかと思うのですが、ゾンビになってしまった家族と主人公・早希の関係性にぜひ注目していただけたらなと思います」とアピール。佐藤は短編映画「Cargo(原題)」やジョージ・A・ロメロ作品に着想を得たと明かし、「コロナ禍で『ウィズ・コロナ』なら、ゾンビ禍では『ウィズ・ゾンビ』になるのではないでしょうか? SWAT隊員でもミラ・ジョヴォヴィッチでもない一般庶民の物語です」と伝えた。
また本作の感想コメントも到着。映画監督・脚本家の
主演・監督 コメント
倉島颯良
ゾンビ映画に参加させていただくことが初めてだったので、最初はどういった撮影になるんだろうと思っていたのですが、佐藤監督のアドバイスをいただきながら一つ一つ丁寧に作り上げていった撮影期間でした。
朝、現場に行って控室のドアを開けると毎日、ゾンビがいるという撮影は新鮮でしたし、ゾンビメイクがリアルだったことが芝居のしやすさにつながっていたように感じています。
この映画はゾンビが一つ大きなテーマになっているかと思うのですが、ゾンビになってしまった家族と主人公・早希の関係性にぜひ注目していただけたらなと思います。他の映画では見られないようなゾンビへのアプローチの仕方、描き方になっていますので、そこにも注目してご覧ください。
佐藤智也
オーストラリアの7分の短編「Cargo」をYouTubeで観て、ゾンビ映画の可能性を感じました。ジョージ・A・ロメロ監督のおかげでゾンビのルールは、ゾンビ映画を見たことがない人だってある程度知っているので、設定が楽です。一方で最近は「走るゾンビ」が主流。この映画ではロメロ初期3部作の設定を大切に、「走らない、ウイルスのせいにしない、人肉を食う」という基本に立ち返ろうと思いました。コロナ禍で「ウィズ・コロナ」なら、ゾンビ禍では「ウィズ・ゾンビ」になるのではないでしょうか? SWAT隊員でもミラ・ジョヴォヴィッチでもない一般庶民の物語です。
感想コメント
佐藤佐吉(映画監督・脚本家)
驚いた。傑作すぎる。42分という時間の中にゾンビ映画のすべてがつまっていた。
塩田時敏(ゆうばり国際ファンタスティック映画祭プログラマー / 映画評論家)
ゾンビはもはやホラーにあらず。時代劇や西部劇、あるいはロマンポルノのように、一定の描写があれば何でも描ける映画の無限の大地。
「湖底の空」の佐藤智也が描く“ポスト・ゾンビ、ウィズ・ゾンビ”。
マジックアワーを背に蠢くゾンビが切なく、美しい。
MUSTANG-METAL @MustangMetal
劇場公開おめでとうございます。
問題は、九州で観ることができるのかどうか、、
#倉島颯良
倉島颯良主演、“ウィズ・ゾンビ”時代の家族ドラマ「DEAD OR ZOMBIE」公開決定(コメントあり) https://t.co/LNdf4R9gSo