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深町秋生の小説をもとにした本作は、ある事件をきっかけに警官を辞め復讐に生きてきた男が、関東最大のヤクザ組織・東鞘会へ潜入するクライムエンタテインメント。岡田が元警官の兼高昭吾、坂口が組織で兼高と絆を深めていく室岡秀喜を演じた。
岡田は「(原田)監督との撮影では、ずっとプレゼンしている。話し合いながら(作品を)作らせてもらう。教えていただきながら、監督の『こういうものを見せたい』というものを探す感じ」と撮影を振り返る。
坂口との共演について尋ねられた岡田は「めちゃくちゃ素敵でしたね」と即答。続けて彼は「(坂口は)バランスがいい。お芝居の脳とアクションの脳はバラバラ。僕はどっちの脳で演じるかが永遠のテーマなのですが、坂口くんはそれをサラッとやられていてすごいなあと」と絶賛する。坂口は「うれしいですね」と目を細めつつ、「岡田さんは出演シーンの前でも、監督と一緒にモニタをチェックして、すぐそばにいてくれる。カットがかかったあとにいろいろ教えてくださいました。劇中で僕は“アニキ”と慕っているのですが、カメラが回っていないときも自然にそういう関係性になっていました」と語った。
東鞘会最高幹部である土岐勉の愛人、吉佐恵美裏を演じた松岡は「アクションをする俳優さんは、体も強くなくちゃいけないけど、心も強くなくちゃいけないんだなと思いました。アクションシーンで相手役の方が半年くらい夢に出てきました」と明かす。ヤクザ組織・東鞘会の会長・十朱義孝に扮したMIYAVIは「(自分は)そもそもヤクザの親分感はないじゃないですか? なので、どういった要素を持ち込めるかというのを考えて臨みました」と説明。さらに彼は岡田について「俳優の皮をかぶった武術家ですから。リハーサルは軽くと言われていたけど、全然軽くなかった(笑)」と発言し、笑いを誘った。
土岐役の北村は「この作品は、個性豊かなキャラクターがそろっている。僕の役は1本筋が通ってるというか、男気があふれている。同性としてかっこいいなと、気に入っていました」と述懐。潜入捜査の連絡員兼マッサージ師の衣笠典子に扮した大竹は「原田組は初めての参加。監督の集中の仕方から、『久々に映画の現場にいるんだ』と感じられて、それがとても幸せでした」と伝える。
原田は観客に対して「兼高と室岡は相性98%のコンビと言われているけど、キャストは98%以上相性がよかった。演技のアンサンブルを楽しんでほしい。役者のみでなく全体的に楽しめるポイントがあるので、1回だけでなく何度も劇場に足を運んでいただけたら」と呼びかけた。
「ヘルドッグス」は9月16日より全国で公開される。
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