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山口県の瀬戸内にある島を舞台に、心に傷を負った小学4年生・原田凪のひと夏の成長がつづられる本作。新津が凪を演じ、島崎が凪の担任・河野瑞樹、結木が瑞樹に思いを寄せる漁師・守屋浩平、加藤が凪の母・真央に扮した。
新津は、実母の故郷が山口県という縁もあり「山口県の皆さんと一緒に作品を作ることができてうれしくて楽しかったです。早く皆さんに完成作品を観てほしいです」とコメント。笠戸島でのロケについて島崎は「コロナ禍ということもあり人がいなくて、私たちしかいない隔離されたような撮影でした」と振り返りつつ、「車の音も工事の音もせず、海風の音で朝目覚めるのが気持ちよかったです」と述べる。結木も「笠戸島の自然や美しい景色がそのまま映っているので、映画館の大画面でぜひ観てほしいです!」とアピール。長澤と仕事をするのは3度目だという加藤は「10年ぶりの映画出演で緊張するのかと思ったけれど、そこは長澤組ということで安心して臨めました」と話した。
また長澤が「オーディションの際、新津さんに『山口県は何もないところ』と言ったら『いいところはいっぱいあります!』と怒られました。それもあって撮影では山口県のよいところを映そうとがんばりました」とエピソードを披露すると、新津も「山口県は自然豊かでおいしいものもたくさん。よいところがいっぱいです!」と改めて述べた。
凪が海に飛び込むシーンについて、新津は「凪は海が大好きな子なので、海に慣れるためにダイビング資格を取りました。撮影時には海が大好きになって、飛び込むシーンの撮影をするのが楽しみでした」と話し、余裕の表情を浮かべる。結木から「僕が抱っこして海に飛び込んだので、ちせちゃんは怖かったはず」と気遣われると、新津は「すごく安心感がありました」と答えた。
新津と加藤は初共演にして親子役。加藤は「ちせちゃんとは初めてお会いしたときから打ち解けることができました。長男とも年齢が近いせいか、ちせちゃんの未来を想像したりして愛おしく感じました。だからすぐに背が伸びたこともわかりましたよ」と述懐。「去年から身長が8cmくらい伸びました」と話した新津も「私もすぐに『お母さん!』となりました」と親子さながらの仲睦まじさを見せていた。
「凪の島」は8月19日より東京・新宿ピカデリー、山口・MOVIX周南ほか全国で順次公開。
新津ちせの映画作品
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新津ちせが「凪の島」のためダイビング資格取得、加藤ローサとは“親子の絆”育む
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