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小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」をもとにした「TANG タング」は、主人公の春日井健と記憶をなくしたロボット・タングの冒険を描いた物語。「妻に捨てられたダメ男、春日井健役の二宮和也さん!」とMCから挨拶を振られた二宮は「とんでもないご紹介ありがとうございます(笑)。僕らの思いが伝わっていたらうれしいです」と上映後の余韻が残る会場に語りかける。かまいたちの山内は「我々が本気で役者として評価されたいのが伝わったと思います」と真剣なまなざしを向けるが、濱家から「何人か苦笑してましたけどね」とあしらわれていた。
舞台挨拶の冒頭では、原作者デボラ・インストールによる映画の感想をMCが代読。「マスクを交換するほど号泣してしまいました」「二宮さんの演技はパーフェクトで本当に素晴らしかった。健とタングと観客の心の動きが重なっていくのを実感しました」と絶賛の言葉が読み上げられ、二宮は得意満面の表情に。「いい酒が飲めそうだなと思っています」とニヤリと笑い、「(VFXを担当した)白組の方たちと相談しながらみんなで作り上げて行ったので。それが伝わってよかったです」と感謝を込めて語った。
二宮は嵐としての活動中に本作のオファーを受けたため、当初はいったん断ったそう。しかし製作陣が二宮のキャスティングを熱望し、グループの活動休止後に出演に至ったという。そんな二宮に対して、同じくアイドルとして活動経験のある満島は「2人ともキラキラしたグループで始まったのに、(個人での出演は)骨太な作品が多くて」とシンパシーを感じていた様子。「イマジネーションが問われる撮影でしたが、特に二宮さんのイメージの力はすごい。本当にタングが動いて、その場で呼吸しているように見えて素敵でした」と伝えた。
本作の感動ポイントを尋ねられると、市川は「ともすれば観ていて照れそうなシーンも、二宮さんと満島さんのお芝居や監督の演出で、こういう表現なんだと(受け入れられた)。皆さんの心意気に感動しました」と答える。奈緒が「コーヒーを飲むシーン」と話した際には、客席から共感の拍手が。続いて武田が「人間らしさとはなんなのか、ロボットから教えてもらう。それがこの映画の一番深いところ。そういう時代に私たちは生きていると教えてくれる映画です」と道徳の授業さながらに熱弁すると、二宮は「起立! 礼!」と呼びかけてその場をまとめた。
また映画のストーリーにちなんだ「“君となら大丈夫”と思える存在は?」という質問には、二宮がかつて、
「TANG タング」は全国で上映中。
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First-day-event of new movie "TANG" at Marunouchi Picadilly on 11 Aug 2022 - Ninomiya Kazunari, Mitsushima Hikari, Ichikawa Mikako, Kote Shinya, Nao, Yamauchi Kenji, Hamaya Ryuichi, Kagei Hina & Takeda Tetsuya
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