YOASOBI「ハルジオン」の原作者として知られる橋爪駿輝のデビュー小説「
本作では理想と現実のギャップに溺れながらも、社会や自分と必死に向き合う若者たちの姿が描かれる。物語は、学生時代に友達だった〈僕〉とユウスケのもとに、友人の森が自殺したという報せが届くところから展開。就職はしたものの上司からすべてを否定され「この社会で夢など見てはいけない」とSNSに思いをアップすることでなんとか自分を保つ〈僕〉、毎日が楽しければそれでいいと刹那的に生きてきたユウスケ、〈僕〉の書き込みに共鳴し特別な自分になりたいと願う〈私〉、ユウスケとの結婚が空っぽな心を満たしてくれると信じる菜穂の時間が交錯していく。
監督を務めるのは「CUBE 一度入ったら、最後」の
このたび〈僕〉役の北村、ユウスケ役の中川、監督の清水、原作者の橋爪からコメントが到着。北村は「子供の頃から友人の大志と、この作品を背負える事、とても嬉しく思います」とつづり、中川も「北村匠海という俳優は、僕がこの世界に飛び込んだ小学生の頃からずっと、沢山の刺激を貰ってきた存在です。近いようで遠く、なかなか交われ無かった彼と、この歳になって、やっと、共に作品が作れる事に胸が熱くなりました」と喜びを伝えた。
北村匠海 コメント
スクロール、誰しもが、この社会の一部として生きていて、そして生かされている。
すごく概念や哲学的な事から、抽象的で感覚的な事まで、
このスクロールという一つの作品で作れていると思います。
子供の頃から友人の大志と、この作品を背負える事、とても嬉しく思います。
様々な目線で見て頂けると嬉しいです。
中川大志 コメント
北村匠海という俳優は、僕がこの世界に飛び込んだ小学生の頃からずっと、
沢山の刺激を貰ってきた存在です。
近いようで遠く、なかなか交われ無かった彼と、
この歳になって、やっと、共に作品が作れる事に胸が熱くなりました。
繊細で、時には思い切り大胆な清水組の現場はとても居心地が良く、
五感を解放出来た気がします。
生きる道を見つけようともがく彼らが、そこで感じた匂いや、温度が、
スクリーンから届いたら、幸せです。
清水康彦(監督)コメント
普段考えないような小さいけど大切なことについて深く考える機会になりました。
映画の中で描くことができた大切なことをたくさんの人と共感したいと思っています。
1回でもいいですが2回は観てもらいたい。
できればこの映画についてみんなで話したりしてもらいたい。
橋爪駿輝(原作者)コメント
羨ましく思う未来はだれかのコピーで、そこにはなんのオリジナリティもない。
他人の顔色をうかがって一日をやり過ごし、夜、家に帰ってきて鏡に映る自分は
ずるくて、情けなくて、弱くて、怠惰で。何者かになりたくて、けれど寝床につけば一人でしかない。
何者でもない。そんな毎日に追い込まれていた当時、書いた小説を、映画として観ることができて幸せです。
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北村匠海の映画作品
リンク
Chiaki @ Dorama World ドラマワールド @doramaworld
Kitamura Takumi & Nakagawa Taishi star as double leads in new movie "Scroll" showing in 2023; based on novel by Hashizume Shunki; the story describes how youngsters struggle to cope with the gap between their ideals and reality;
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