伊丹十三の監督作「タンポポ」「マルサの女」など全10本が4Kデジタルリマスター化

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伊丹十三が監督を務めた全10作品が4Kデジタルリマスター化。2023年1月より日本映画専門チャンネル、日本映画+時代劇 4Kにてテレビ初、独占放送される。

伊丹十三監督作ビジュアル一覧 (c)伊丹プロダクション

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伊丹十三 (c)伊丹プロダクション

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俳優、エッセイスト、商業デザイナー、CMディレクターなど多彩な分野でその才能を発揮した伊丹。映画監督としては実体験をもとに葬式をめぐる人間模様を描き出した1984年の監督デビュー作「お葬式」や、海外でラーメンブームを巻き起こすきっかけになったと言われる「タンポポ」、国税局査察部の活躍を描いた「マルサの女」、ありふれたスーパーマーケットの内幕を描くコメディ「スーパーの女」など、独自の感性で日本社会を洞察した10本の監督作を残した。

日本映画専門チャンネルは伊丹プロダクションの全面的な協力のもと、10作品を4Kデジタルリマスター化。本日8月9日には、伊丹の妻であり全作に出演した宮本信子が東京・ブルーノート東京でジャズライブを開催し、特集放送の実施を発表した。2016年には全米で30年ぶりにリバイバル上映された「タンポポ」。今回の修復版と同じ素材だったものの4K上映ではなかったため、9月にスペインで開催される第70回サンセバスチャン国際映画祭のクラシック部門での上映が4Kでのワールドプレミアとなる。

日本映画専門チャンネルでは2Kダウンコンバートでのオンエア。日本映画+時代劇 4Kではピュア4Kで放送される。詳細な日程は続報を待とう。

伊丹十三監督 全10作 <4K デジタルリマスター版>

日本映画専門チャンネル、日本映画+時代劇 4K 2023年1月スタート
<放送作品>
「お葬式」
「タンポポ」
「マルサの女」
マルサの女2
あげまん
ミンボーの女
大病人
静かな生活
「スーパーの女」
マルタイの女

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読者の反応

オノトモコ @tmkono

伊丹十三映画祭として全国まわってくれないかな…『マルサの女2』が一番好きです。 https://t.co/2rSgPKKchq

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