セルゲイ・ロズニツァ新作、ユダヤ人大虐殺のアーカイバル映画「バビ・ヤール」公開

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「国葬」「粛清裁判」「アウステルリッツ」「ドンバス」で知られるセルゲイ・ロズニツァの監督作「バビ・ヤール」が、9月24日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で公開される。

「バビ・ヤール」ポスタービジュアル

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「バビ・ヤール」

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本作は第2次世界大戦における独ソ戦の最中、ウクライナの首都キーウの郊外で起きた“バビ・ヤール大虐殺”を記録映像でたどるドキュメンタリー。1941年9月29日、30日の2日間でキーウに住む3万3771人のユダヤ人がバビ・ヤール渓谷にて射殺された事件の過程と、その後の歴史処理がつづられる。本作はヨシフ・スターリンの国葬を捉えた「国葬」と同じく、ある事象のアーカイブフィルムを時系列に沿って編集・構成したアーカイバル映画。2021年の第74回カンヌ国際映画祭でルイユ・ドール審査員特別賞を受賞した。予告編はYouTubeで公開中。

さらに2022年12月初旬には、同じくロズニツァが監督を務めた「Mr. Landsbergis(原題)」も劇場公開される。同作はソ連崩壊のきっかけにもなったリトアニア独立革命に関するドキュメンタリー。独立運動を指導した音楽家で国家元首も務めたヴィータウタス・ランズベルギスが、約30年前の熾烈な文化的抵抗と政治的闘争を語る4時間6分の大作となっている。

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(c)Atoms & Void

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河添 誠 KAWAZOE Makoto @kawazoemakoto

セルゲイ・ロズニツァ新作、ユダヤ人大虐殺のアーカイバル映画「バビ・ヤール」公開(動画あり) https://t.co/ey2Aw9SQ9Y

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