第22回TAMA NEW WAVEコンペティションでグランプリを獲得した本作。美術部に所属する高校生の朔子は、船のスケッチに苦戦している最中に誤って海に転落する。それを目撃した美術部員の西原が“溺れる朔子”の絵を描いてコンクールで受賞し、絵は学校に飾られるハメに。悔しさから絵の道をあきらめた朔子は、代わりに新たな創作に挑戦しようとするが、ある日西原から次回作のモデルを頼まれてしまう。朔子を
ポスタービジュアルには、朔子と西原の姿が切り取られている。上原は「淺雄監督の創作愛のぎゅっとつまった『ミューズは溺れない』が、スクリーンから溢れ出すのをそわそわと待っています」、若杉は「若く、拙い演技で恐縮ですが、この映画をご覧になるあなたの心がほんの少しでも動くのであれば、私たちのあの夏が報われます」とつづった。淺雄、森田のコメントは下記の通り。
「ミューズは溺れない」は9月30日から10月6日まで東京・テアトル新宿、10月14日から10月15日まで大阪のシネ・リーブル梅田で上映されるほか、全国で順次公開。なおYouTubeでは予告編が公開中だ。
上原実矩 コメント
2019年夏、死闘の末撮影を終えた今作品...
まさかこんな素敵な舞台で上映していただけるとは夢にも思っていませんでした。
こんな瞬間に出会えるから、やめられないです。
3年前の作品ということでむず痒いやらなんやら......ちょっと...まっくろこげに日焼けしてるし......
そんな自分もひっくるめて、淺雄監督の創作愛のぎゅっとつまった「ミューズは溺れない」が、スクリーンから溢れ出すのをそわそわと待っています。
若杉凩 コメント
映画はスタッフの役職に関わらず、全員でつくるものだと私は信じています。
撮影から3年を経て作品を上映できるのは、この映画に関わってくださったみなさまのお陰です。
また、映画は観客のみなさまがいてはじめて完成するものだとも思います。
若く、拙い演技で恐縮ですが、この映画をご覧になるあなたの心がほんの少しでも動くのであれば、私たちのあの夏が報われます。
森田想 コメント
栄美役を演じました、森田想です。
主演の二人とは普段から仲良くさせて頂いてたので、とても信頼しながら撮影に挑め、作品を通して濃い夏を過ごせました。
高校時代を思い出すように荒削りな感情を物語から受け取りました。こうしてスクリーンで観て頂けることになり、多くの方に届けば嬉しいです。
淺雄望 コメント
私の青春は暗いものでした。自分の存在を許してくれる人なんていない、と思っていました。でも、そんなことは無かった。だから、そんなことは無いんだよ、と自分に似た誰かに伝えたいと思って、この映画を企画しました。ひとり、またひとりと優しい手を差し伸べていただいて、監督の根暗さからは想像できないほど、前向きな作品に仕上がりました。
スクリーンの中を生き抜いてくれたキャストが、支え彩ってくれたスタッフが、あの夏、あの場所に揃ったからこそ生み出せた奇跡のような瞬間が詰まっています。こんな映画があってよかった、と思っていただけたら本望です。
おおとも ひさし @tekuriha
TAMA NEW WAVEグランプリ受賞「ミューズは溺れない」のポスタービジュアル解禁 -
"朔子を上原実矩、西原を若杉凩、朔子の親友・栄美を森田想が演じたほか、川瀬陽太、広澤草らがキャストに名を連ねた。 https://t.co/BRX54wo1eL