大前粟生による同名小説を「21世紀の女の子」「眠る虫」の
細田は「間違いなく今やるべき作品だと感じました。現代が不安定な中で、ぬいしゃべを世に送り出すことで必ず誰かを救うことができるのではないかと」「七森と同じような苦しみや悩みを抱えている人たちの気持ちが少しでも楽になって貰えたら嬉しいです」とコメント。駒井は「肯定するしないに拘らず、まず今の気持ちを受け止めてくれて、人々のグレーな部分に寄り添ってくれる作品だと思います」と述べている。
細田佳央太 コメント
初めて「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」のお話を聞いたときは、間違いなく今やるべき作品だと感じました。現代が不安定な中で、ぬいしゃべを世に送り出すことで必ず誰かを救うことができるのではないかと。繊細で優しすぎる七森を演じることはプレッシャーや不安が付き纏っていましたが、本当に温かいぬいしゃべチームに支えて貰い、演じ切ることができました。七森と同じような苦しみや悩みを抱えている人たちの気持ちが少しでも楽になって貰えたら嬉しいです。
駒井蓮 コメント
「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」に出会えて本当に良かったです。また、金子監督をはじめキャスト、スタッフの皆さんが、ずっとずっと「やさしい」空間を作ってくださったからこそ、私も麦戸として楽しくぬいぐるみと喋ることが出来ました。
この映画は、肯定するしないに拘らず、まず今の気持ちを受け止めてくれて、人々のグレーな部分に寄り添ってくれる作品だと思います。是非、楽しみにして頂けると嬉しいです。
大前粟生 コメント
最終日に撮影を見学させて頂いたのですがめちゃくちゃ雰囲気のいい現場でした。スタッフさんキャストさんひとりひとりが登場人物たちやぬいぐるみたちと友だちになっているみたいで、ぬいぐるみサークルの部室はとっても居心地が良かったです。金子さん監督の“ぬいしゃべ”超楽しみです!
金子由里奈 コメント
弱いひとが弱いまま生きられる場所はないのだろうか。そう思っていた時にこの原作に出逢いました。
「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」には傷ついた人がたくさん出てきます。
撮影中、私自身も人間が持つ加害性や言葉について幾度も省みていました。
物語に共鳴してくれた俳優さんやスタッフ陣と、傷つくことや優しさについて、一緒に立ち止まって考えながら作り上げた映画です。
私たちは圧倒的に対話が足りてない。社会が少しでも優しくなりますように。日々の無力さに疲れてしまったあなたに観てもらいたいと願っています。
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inubot @inu_10kg
大前粟生さんの小説「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」が金子由里奈監督のもとで映画になります。
自分はスチールとして参加しております🐾これから@nuishabe_movieで写真がアップされていくかもなので見てもらえたら嬉しいです🐕お話に登場する人間もぬいぐるみも全生命が当たり前に尊いです https://t.co/FfyhVgIye7