小野花梨が児童福祉司演じた「ほどけそうな、息」9月に公開

「プリテンダーズ」「ハケンアニメ！」の小野花梨が主演を務めた44分の映画「ほどけそうな、息」が、9月3日より東京・ポレポレ東中野で公開される。

本作は児童相談所に入職して2年目の児童福祉司・カスミを主人公にした物語。親たちに理不尽に怒鳴られる日々に疑問を感じながらも踏ん張っていたカスミは、一時保護された9歳の女の子、ヒナのケースを受け持つ。ネグレクトが疑われたが、反省している様子の両親。しかしある日、カスミはつい感情的になり、ヒナの母シノブの信頼を失ってしまう。

監督を務めたのは「風切羽～かざきりば～」「月光」で知られる小澤雅人。複数の児童福祉司への取材を行い、実際に児童相談所に寄せられたケースをもとに脚本を執筆した。共同脚本は齋藤萌。小野がカスミを演じたほか、ヒナに佐藤璃音、シノブに月船さららが扮している。そのほか行平あい佳、水石亜飛夢、飯島珠奈、橘ゆかり、古山憲太郎、須川啓太、川口紗弥加、赤間麻里子、高川裕也、斉藤陽一郎が出演。

「ほどけそうな、息」は小澤の短編映画特集で「まだ見ぬあなたに」「一瞬の楽園」と併映される。