「
本作は、かつて一家で交通事故に遭い、心に深い傷を抱えた少女・窪花が主人公の物語。南が花を演じ、大西が母の心神喪失の原因を探る少年・四井純、桜井が花の母・繭子、玉木が心理療法室院長である花の父・司朗に扮した。
南は脚本を初めて読んだときのことを「先の展開が想像できずに、ワクワクしながらページをめくりました」と回想し、「(窪花は)心に傷を負った女の子なので、繊細な部分を表現しようと思いました」と述懐。大西は「単独で映画に出演するのは初めてだったので、うれしかったです。こんなにもすごい世界観の映画に携われて、幸せでした」と笑みをこぼし、「(純は)16歳で、僕より4歳下なのに大人っぽい。正義感があって、20歳の僕でも憧れるような人。純くんの行動を見て、勇気を持ってもらえたらなと思います」と願いを込めた。
大西は南との共演を振り返り「目薬の差し方を教えてもらったんですけど、上を向かずにまっすぐ差す姿に衝撃を受けて! かっこいいなーって!(笑)。習得して、なにわ男子のメンバーの前で見せたら『流星、何それ! 俺にも教えてや!』と言われました」と裏話を披露する。これを受けて南は照れながら「この差し方だと、メイクが崩れないんです」と理由を語った。
玉木は「頼りがいのある2人!」と南と大西をたたえ、「撮影していた頃は、大西さんが、なにわ男子としてデビューする前。今は大忙しだなと思うので親心で見守っています」とコメント。また玉木が「(大西は)ちょっとしたアクションも軽く教えるだけですぐできて、現場では器用に順応していました」と報告すると、大西は「玉木さんが現場で『デビューできたらいいね』と声を掛けてくださったりして、そういう会話があるおかげで、変な緊張感もなくお芝居にすんなり入ることができました。めちゃくちゃ声がいいんで癒やされながら、こういうたくましい大人になりたいなと思いました」と信頼を明かした。
イベント中盤にはタイトルにちなみ、キャストが「自身の邪悪な一面」を発表していく場面も。「謎の反発心」と書かれたフリップを掲げた桜井は「あまのじゃくなんです。『全米が泣いた』といったフレーズを聞くと、絶対泣かないって反発したくなる(笑)」と理由を説明する。玉木は「悪戯」、片岡は「不謹慎な妄想」と回答。「夜更かし」と答えた南は「仕事から帰ってくると日付が変わっていることが多くて、そこから自分の好きなことをすると朝になっちゃうんです」と話す。
大西は「自分の話ばかり」と発表し、「メンバーが盛り上がっているときは周りで笑っている、俯瞰で見てるほうなんです。でも、最年長メンバーの藤原丈一郎くんと1対1でごはんに行ったときに、丈くんの話している内容に関連して、自分の話が思いついてしまって。『そういえばさ!』で切り出すことが2、3回あったらしいんです。『流星って本当に人の話聞かへんよな(笑)』って説教されました」と打ち明けた。玉木が「現場では気遣いができて、そんなことみじんも感じなかった」と言うと、大西は「思い付いたらすぐ話したい。関西人なところが出ちゃうんですかね」と分析する。
最後に南は「ラストを予想しながら観ると楽しめると思います」とアピールし、片岡は「僕のすべてを詰め込んだ作品。こんな素敵な方に出演していただいて感激で胸がいっぱいです。ヒットしてほしいと願っています」と思いを伝え、イベントの幕を引いた。
「この子は邪悪」は9月1日より東京・新宿バルト9ほか全国でロードショー。
関連記事
南沙良の映画作品
リンク
Chiaki @ Dorama World ドラマワールド @doramaworld
Completion event of new movie "Kono ko wa jaaku" at Space FS Shiodome on 25 Jul 2022 - Minami Sara, Ohnishi Ryuusei, Sakurai Yuki & Tamaki Hiroshi; showing in cinemas from 1 Sep
https://t.co/TGsWqSdfuO https://t.co/J83IJrPiOH