本作では、感情を忘れて孤独に生きる35歳の産婦人科医・雪宮鈴(ゆきみや・すず)と、音のない世界で自由に生きる25歳の遺品整理士・柊一星(ひいらぎ・いっせい)が惹かれ合うさまが描かれる。ある日、息抜きのためソロキャンプに興じていた鈴。燦然と輝く星空の下、1人で酒をあおる彼女の前に、無言で自分に向かってカメラのシャッターを連続で切る一星が現れる。そして鈴はいきなり一星にキスされ、何か手でサインを伝えたまま去っていく彼の背中を見送ることに。翌朝、微妙に記憶のない頭を抱えて目覚めた鈴は、一星が「お前のゲロは全部片付けた、バカ女」と手話で悪態を付いていたことに気が付く。
吉高はテレビ朝日の連続ドラマで初主演。どこまでも自由な一星の価値観に導かれ、心の扉が自然と開いていく鈴を演じる。共演の北村が演じるのは、生まれつき聴覚を持たず、手話や筆談、スマートフォン、ジェスチャーを用いて会話をする一星。鈴にひと目惚れして激しく恋に落ち、彼女をぐいぐい誘っていろいろな場所へ連れ出す。
脚本を手がけるの「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」「あのときキスしておけば」などの大石静。吉高が主演を務める2024年放送の大河ドラマ「光る君へ」の脚本家にも起用されている。監督は「神様のカルテ」シリーズの
大石は「“命の始まりと終わり”を司る産婦人科医と遺品整理士の、星降る夜の宿命の出会い、そして恋。テレビ朝日火曜9時の“新枠”ということで、2023年幕開けにふさわしい記念すべきドラマとなるよう、頑張ります。このドラマが提示する新しい価値観が、日本の中だけでなく、国境を越えて世界中の方に届くことを祈りながら…」とコメントしている。
星降る夜に
テレビ朝日系 2023年1月スタート 毎週火曜 21:00~21:54
大石静(脚本) コメント
2021年4月期に放送した「あのときキスしておけば」の台本を執筆している頃、貴島(彩理)プロデュ―サーから、この企画をやらないかというお話をいただきました。貴島Pは学生時代に手話サークルに所属されていた経験があり、長い間温めてこられた企画だそうです。私もそれから取材をしたり、音のない世界を経験したりしながら、一緒に物語を作ってゆきました。
当たり前の価値観の向こう側にあるかもしれない“真実”を求めて、ドラマを作っているのだと、私は常日頃から思っています。このドラマは産婦人科医の女性と、遺品整理士の聾の青年のラブストーリーですが、青年は音のない世界に生きているからこそ、逆にのびやかで、感情豊かで、自由な魂の持ち主です。固定観念を鮮やかに飛び超える、10歳年下の青年との出会いによって、ヒロインも閉ざしていた心を次第に解放させ、自分らしさを取り戻してゆきます。
吉高由里子さんとは2度目の連ドラで、この先、大河ドラマもご一緒する予定ですが、彼女は美貌で華やかなだけでなく、孤独な心を胸にしみるリアリズムで表現できる稀有なる女優さんです。この閉塞した時代を生きる“出来る女の孤独”を、今回もしみじみと表現してくれると思います。平安時代に行くとしばらく戻って来られませんので、吉高さんの才能と素敵さを現代劇で思いっきり味わっていただきたいと思いながら書いています。
北村匠海さんとは初めての仕事ですが、「君の膵臓をたべたい」で彼を知った時の衝撃は忘れられません。色っぽさと透明感が同居していて、シビレました。あの映画の頃よりずっと大人になった北村さんが、今回、強気でわがままで、一直線で、既成の価値観を軽々と越えて行く聾の青年を、どのように演じてくれるのか、楽しみにしています。
“命の始まりと終わり”を司る産婦人科医と遺品整理士の、星降る夜の宿命の出会い、そして恋。テレビ朝日火曜9時の“新枠”ということで、2023年幕開けにふさわしい記念すべきドラマとなるよう、頑張ります。このドラマが提示する新しい価値観が、日本の中だけでなく、国境を越えて世界中の方に届くことを祈りながら…。
どうぞ、ご期待下さい。
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
“脚本を手がけるの「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」「あのときキスしておけば」などの大石静”/吉高由里子が“10歳下”北村匠海と恋に落ちる…共演ドラマ来年放送、脚本家は大石静 - 映画ナタリー https://t.co/DGn40oVY0I