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本作は、眠ると記憶を失う前向性健忘を患った日野真織と、彼女を献身的に支えながら自身も大きな秘密を持つ神谷透が織りなすラブストーリー。道枝が透、福本が真織を演じた。
本作が一般客に披露されるのはこれが初めて。道枝は「10代の最後を締めくくる作品を皆さんにお届けできてありがたい。どんな反響があるか、ちょっとそわそわしています」とはにかみ、福本は「撮影中からいろんなプロモーションを行ってきました。やっと観てもらえる」と喜ぶ。
本作の鍵を握る存在・綿矢泉を演じた古川は「これは責任重大だなとプレッシャーがありました。みんなの記憶や思いを背負ってつなげる役割なので、まっとうさせていただきたいと思ってがんばりました」と役どころに言及する。親友役の福本とはこれが初共演で、福本は「頼れるお姉さんでした」、古川は「フランクだしハキハキしている。コミュニケーションを取っていて楽しかったです」と互いの印象を述べた。真織、透、泉の3人での撮影時は待ち時間が長かったそうで、道枝は「一緒に韓国ドラマを観たりしましたよね」と懐かしんだ。
透の姉・神谷早苗役の松本は「達観している人」と自身が演じたキャラクターを紹介する。そんな彼女に弟役の道枝が「本当に優しくしてくださいました。現場が穏やかな空気になったのは穂香さんのおかげ」と感謝を伝えると、松本は「道枝さんが弟としていてくれたので」と謙遜した。撮影前から音楽制作を始めていた亀田は「(映像素材が上がってきて)みんなの動きに合わせて音が付けられる、この喜びたるや! 真織動いてるー! 泉ちゃんはこんな表情するんだ、と思いながら作っていました」と笑顔で話す。
イベントでは、7月25日に20歳の誕生日を迎える道枝が、サプライズで祝福される場面も。フォトセッションだと思って準備をしていた道枝は、会場いっぱいに光るサイリウムを前にきょとんとした表情を浮かべる。そして運び込まれたバースデーケーキを見て「そんな気配がなかった」「ライブが始まるのかな?と思った」と驚き、「そのまま、まっすぐ進んでいきます」と今後の抱負を述べた。
歳上の福本から道枝へ「落ち着いているから、まだ10代だったの?という感じがします」と、松本からは「心と体を大切に、素敵な人と出会ってとにかく幸せでいてください」と言葉が贈られる。なお道枝は、このサプライズ演出を本当に知らされていなかったようで、写真撮影に向けてマイクを回収されたあとも「全然気付かなかったな……」と小声でつぶやいていた。
「今夜、世界からこの恋が消えても」は7月29日より全国ロードショー。
亀田誠治 Seiji Kameda @seiji_kameda
僕のコメントもほーんの、ほーんの少しだけのってます🤣
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