セリーヌ・シアマ監督作が9月公開、祖母を亡くした少女が“8歳のママ”に出会う

「燃ゆる女の肖像」のセリーヌ・シアマ監督作「Petite Maman」が「秘密の森の、その向こう」の邦題で9月23日より、東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマほか全国で順次公開決定。あわせてポスタービジュアルと予告編が解禁された。

本作の主人公は8歳の少女ネリー。祖母が他界し、その悲しみに耐えかねた母が姿を消した日、ネリーはかつて母が遊んだ森を探索するうちに自分と同じ歳の少女と出会う。母の名前“マリオン”を名乗るその少女の家に招かれると、そこは“おばあちゃんの家”だった。

ネリーとマリオンには、本作が映画初出演となるジョセフィーヌ・サンス、ガブリエル・サンスの姉妹がキャスティングされた。ニナ・ミュリス、マルゴ・アバスカルも出演。「燃ゆる女の肖像」でもシアマとタッグを組んだクレア・マトンが撮影を担った。

ポスタービジュアルには、ネリーと“8歳のママ”が捉えられている。YouTubeで公開された予告編には、ネリーが森でマリオンと出会うシーンを収録。