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1年生役を演じた醍醐、黒羽、三浦は劇中で坊主頭に。醍醐は丸刈りについて「抵抗ありませんでした。学生の頃だったらモテなくなるかもと嫌がったかもしれませんが、20歳を超えてからは外見へのこだわりがそんなになくなったのか『あ、はい』ぐらい(の感覚)でした」と振り返る。高校生役にもかかわらず役者陣の年齢差が幅広く、黒羽は「みんなでサウナに行ったんですけど、20代後半や30代の丸坊主集団って恐ろしくないですか? 撮影していた地方ではたぶん伝説になっていましたよ」と笑った。
高嶋は熱血監督役だと知ると、すぐにノックを習い始めたという。「(役で)刀を持つ癖がついてるので……」と苦笑しつつ「刀はちょっと長めに持つんです。でもバットを長めに持つと手のひらにグリップエンドが来ちゃう。それで練習していたら内出血で手が真っ青になっちゃって」と明かす。高校球児役として登場する小沢は「お前、刀だろ? 俺はドスだもん」と高嶋に言い返し、「50代最後の作品がよりによってこれで。なんせ俺、脚本も送られていないから。自分の出るところだけ抜粋でもらって、現場では監督が『こうやってください』って。しまいには『学生服に着替えてください』と。今まで詰襟はあったけど、ブレザーは初めてでさ。もういい加減にしてほしいよね!(笑)」とぼやいた。
そんな小沢に対し、飯塚は「制服着てくださいというのは勇気のいる提案でした。快くドスをバットに変えてくださってよかった」と感謝。高嶋演じる監督と部員たちのシーンについては、黒羽が「笑っちゃいけなかったんですけど、高嶋さんは想像をはるかに上回るので……」、醍醐も「監督で笑っちゃうと、今度は飯塚監督に『おい、笑うなよ!』と言われる怖さもあって(笑)」と苦労を述懐。黒羽は「(現場に)監督が2人いるんですよ」と板挟みになっていた心情を訴えた。
「野球部に花束を」は8月11日より全国ロードショー。
※高嶋政宏の高は、はしごだかが正式表記
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Akira @somayasu_yasuno
兄貴がブレザー姿だと!?
一体どんな役。。(混乱 https://t.co/rDCbenkkLK