永野芽郁の魅力は軽やかさ、「マイ・ブロークン・マリコ」監督タナダユキが明かす

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マイ・ブロークン・マリコ」の最速試写会が本日7月11日に東京・スペースFS汐留で行われ、監督のタナダユキが出席した。

タナダユキ

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「マイ・ブロークン・マリコ」ポスタービジュアル

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平庫ワカの同名マンガをもとにした本作。鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨが亡くなった親友・マリコの魂を救うため、遺骨を強奪して旅に出るさまが描かれる。

左からMCのSYO、タナダユキ。

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タナダは、Amazonのおすすめ機能をきっかけに原作マンガと出会ったといい、「発売と同時に読んで『映画化したい!』と思い、その日のうちに動き出した」「本当にダメと言われるまで絶対に追いかけたくて、マンガから受けた衝動そのままに突き進んでいました」と映像化に至るまでの経緯を振り返る。そして原作に強く惹かれた理由の1つを「シイちゃん(シイノ)が無様な姿をさらしながら生きていくところ」と紹介した。

劇中では永野芽郁がシイノ役を務め、奈緒がある日突然命を絶つマリコ、窪田正孝がシイノが旅先で出会うマキオを演じた。配役を決める際には“誰ならこの役を託せるか”が重要視されたそう。タナダは「(本作では)重い話を仰々しく描かないことを目指していたんです。芽郁ちゃん自身の軽やかさが、作品にいい作用をもたらしてくれるのではと思いました」と永野が持つ魅力に言及する。そして奈緒については「作品ごとにまったく表情が違うので、奈緒ちゃんのマリコを見てみたかった」と、窪田に関しては「絶対的な安心感がある。間違いなく任せられるだろうと思ってお願いしました」と語った。

最後にタナダは「皆さんの中で、大切な映画の1本になればいいなと思います。大事な人にぜひ薦めていただけるとうれしいです」と観客に呼びかけ、イベントを締めた。

「マイ・ブロークン・マリコ」は、9月30日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。

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(c)2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会

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