斎藤工と樋口真嗣が聖地・須賀川へ、「シン・ウルトラマン」を黒部進も称賛

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シン・ウルトラマン」の特別上映会が本日7月10日に福島・須賀川市文化センターで開催され、キャストの斎藤工、監督の樋口真嗣がトークショーに参加した。

「シン・ウルトラマン」特別上映会に参加した樋口真嗣(左)、斎藤工(右)。

「シン・ウルトラマン」特別上映会に参加した樋口真嗣(左)、斎藤工(右)。

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斎藤工

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樋口真嗣

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庵野秀明が企画・脚本を担った「シン・ウルトラマン」。本イベントには須賀川市民を中心に約1000人の観客が集まった。斎藤は「円谷英二さんが生まれた聖地でこのような瞬間を分かち合えるのは自分にとってご褒美のような瞬間です」、樋口は「須賀川における特撮という結び付きを10年間掛けて確かなものにしていき、順調に芽が育ってきている中で、ついに斎藤さんと一緒にウルトラマンを作って披露することができた」と喜びを語る。

斎藤工

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“ウルトラマンの日”である7月10日にイベントを実施したことに対して斎藤は「この作品は円谷さんがつないできた“希望のバトン”だと思います。今日、このタイミングでこのイベントをすることができ、光栄に思います」と述懐。初訪問となった須賀川については「車の窓から見える景色が、ガボラが出てきそうだったり、ウルトラマンの原風景がここにあるんだという、映画の中に入っていくような感覚がありました」と話した。

樋口真嗣

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樋口は「須賀川特撮アーカイブセンターに保存する新しいものを持ってきました。映画の3DCGデータをプリンターで再現した模型です」と言って、ウルトラマンの飛行シーン用のCGモデル模型を披露。そして「10年前に須賀川に訪れてから、多くの人が温かく迎え入れてくれ、今につながっております。子供の頃から憧れだった円谷英二さんはこの地で生まれ育ち、僕らの大好きなゴジラがやウルトラマンを作ってくださり、多くの後継者が生まれ、僕もそのバトンを受け取ったように思います。本日、この場を提供していただき、本当にありがとうございました」と感謝の思いを口にした。

黒部進のメッセージ映像。

黒部進のメッセージ映像。[拡大]

イベント中には、1966年より放送された「ウルトラマン」で“ウルトラマンになる男”ハヤタ隊員を演じた黒部進からのメッセージ映像が上映された。黒部は「素晴らしいパワーがありました」と本作をたたえ、斎藤については役にぴったりだったとコメント。「『シン・ウルトラマン』製作陣が並々ならぬ覚悟でこの作品に臨んだことがスクリーンから伝わってきました。当時の制作陣がこめた想い、ウルトラマンを通して伝えたかったことを継承し、そのバトンを繋いでくれたように感じました。樋口監督、斎藤さん、製作に携わった皆さん、お疲れ様でした。そしてありがとうござました」と続けた。メッセージを受け取った斎藤は「黒部さんから紡がれてきたバトンというものがとても背中を押してくれたので、黒部さんの言葉は心の底から光栄で胸がいっぱいになりました」と感想を述べた。

「シン・ウルトラマン」は全国で公開中。

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(c)2022「シン・ウルトラマン」製作委員会 (c)円谷プロ

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