「ドライブ・マイ・カー」の
“恋愛至上主義”がまん延する世界で、他人に恋愛感情を抱かない30歳の女性が「自分は何者なのか? 幸せの形とはなんなのか?」を見つめる姿を描いた本作。主人公はそのことに不安を抱きながらも、マイペースに生きてきた蘇畑佳純(そばたかすみ)だ。音楽の道を志すも挫折し、現在は地元に戻りコールセンターで働く毎日。妹の結婚や妊娠もあり、母親からもプレッシャーをかけられる中、ついに無断で見合いをセッティングされてしまう。しかし、そこで佳純が出会ったのは結婚よりも友達付き合いを望む男性だった。
佳純役で長編映画へ初の単独主演を果たした三浦は「ふつうはひとつじゃない。そんな当たり前にちゃんと気づくことが出来たのは、彼女の目を通して世界をみる機会をいただけたからだと思っています。そんな出会いをくださった、この作品に関わる全ての皆様に、改めて、感謝の気持ちでいっぱいです。ひとりでも多くの方に、彼女の人生に触れてほしいです。映画館で観ていただけることを心から願っています」と語っている。
企画・脚本は「his」やドラマ「カフカの東京絶望日記」で知られるアサダアツシ。制作は「勝手にふるえてろ」「寝ても覚めても」「愛がなんだ」「本気のしるし」などを手がけてきたメ~テレと、ダブがタッグを組んだ。「わたし達はおとな」「よだかの片想い」に続いて、等身大の女性のリアルを紡ぐプロジェクト「(not) HEROINE movies ノットヒロインムービーズ」の第3弾となる。玉田によるコメントも下記に掲載した。
三浦透子 コメント
ふつうのこと、ふつうだと思っていたことについて、一度考えてみる。まっさらにして、自分と向き合ってみる。蘇畑佳純を演じていた時間は、そういう時間でした。
ふつうはひとつじゃない。そんな当たり前にちゃんと気づくことが出来たのは、彼女の目を通して世界をみる機会をいただけたからだと思っています。
そんな出会いをくださった、この作品に関わる全ての皆様に、改めて、感謝の気持ちでいっぱいです。
ひとりでも多くの方に、彼女の人生に触れてほしいです。映画館で観ていただけることを心から願っています。
玉田真也 コメント
みんなで同じ目標を共有できて、チームで作品を作っていると感じられる居心地のいい現場でした。
結果、自分が今作れるベストの映画になったと思うし、同時に今後への課題も見えて、この映画に携われてよかったです。
三浦さんをはじめキャストの皆さん、スタッフの皆さんにとても感謝しています。
早くたくさんの人に観てもらいたいです!
SYO @SyoCinema
気になる。
『わたし達はおとな』『よだかの片想い』に続く「(not) HEROINE movies」第3弾。いい企画だよなぁ
三浦透子主演で恋愛感情を抱かない女性描く「そばかす」12月公開、監督は玉田真也 https://t.co/2QZ3MHGokt