佐藤勝利「赤いナースコール」にわくわく＆戸惑い、台本が薄くなっていって怖い

連続ドラマ「赤いナースコール」のオンライン会見が7月5日に行われ、キャストの佐藤勝利（Sexy Zone）、福本莉子、池田鉄洋、板尾創路、浅田美代子が出席した。

秋元康が企画・原作を担当する本作は、“5分に1回の恐怖”がテーマの物語。自動車事故に遭って強制入院させられたカップルが、院内でさまざまなトラブルに巻き込まれながらも愛を確かめ合う様子や、病院の外で起きる連続殺人の謎が描かれる。

主人公・春野翔太朗を演じた佐藤は「『結末は教えられません。これからいろいろ変わります』と聞いて、どんなドラマなんだろう？と思いました」とオファーを受けた際の心境を明かし、「この先どうなっていくんだろう？とわくわく感がありますし、（作品の展開が）最初に受けた説明から今日まで変わっていないので戸惑いもあります（笑）」と続ける。翔太朗の恋人・三森アリサ役の福本も、結末を知らされていないそうで「毎回台本のページをめくる手が止まらないくらい、展開が気になります。私自身もこの物語に翻弄されています」と語った。

翔太朗の事故について調べる刑事・工藤文世役の池田は「主に勝利くんを追い詰めていく役どころ。ファンの方に嫌われちゃうと思う」と心配して、佐藤から「僕は嫌いじゃないですよ！」と声を掛けられると安堵の表情を見せる。翔太朗の担当医・石原祐二役の板尾は「一番怖いのは、1時間のドラマなのに台本が薄いこと」とこぼし、その言葉に佐藤も「（話数が進むにつれて）どんどん薄くなってますよね」とうなずく。新人看護師・西垣小百合役の浅田は「演者の誰も（物語が）どうなっていくのかや、自分の立ち位置がわからない。それが一番のミステリーだと思います」と笑った。

最後に、本作がミステリー＆ノンストップラブサスペンスと称されていることにちなんで「ノンストップで夢中なものは？」との質問が。佐藤は自身の職業である「アイドル」を選んで「今、ライブでは歓声をあまり出せない状況ですが、（観客に）拍手で迎え入れていただける。やめられないし、やめたくない」と理由を伝える。そして彼は「現場は暑いので、秋元さん、空調をください！（笑） 」「暑い夏にひやっと涼しくなれるドラマになっていると思いますので、夏のお供によろしくお願いします」と秋元と視聴者にアピールし、会見を締めくくった。

「赤いナースコール」は7月11日よりテレビ東京ほかで毎週月曜にオンエア。脚本は秋元、宮本武史、服部隆、吉崎崇二が手がけ、演出は本橋圭太、上田迅が担当する。

※吉崎崇二の崎は立つ崎（たつさき）が正式表記

ドラマプレミア23「赤いナースコール」

テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送 2022年7月11日（月）スタート 毎週月曜 23:06～23:55
※地上波放送終了後にParavi、ひかりTVで配信