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アンガス・マクレーンが監督を務めた本作では、「トイ・ストーリー」シリーズに登場するスペースレンジャー、バズ・ライトイヤーのルーツが描かれる。日本語吹替版では鈴木がバズ、今田が仲間のイジー、山内が猫型の友達ロボット“ソックス”、りょうがバズの相棒アリーシャに声を当てた。
注目ポイントを尋ねられた鈴木は「(「トイ・ストーリー」を観て)バズってどういう設定のキャラクターなんだろう、スター・コマンドとは? ザーグって?と思っていたんですが、この作品でその答えがわかります。これは少年アンディもハマるわけだわと」と回答。さらに「トイ・ストーリー」でバズを演じた所ジョージの声まねをしつつ「無限の彼方へさあ行くぞ」とバズの名ゼリフをそらんじ、「(アフレコの前に)いったん所さんのバズのモノマネをやってみてはいるんですよ。結局本作では隠し味程度にしましたが」と言って会場の笑いを誘う。また「自身とバズの見た目が似ているとよく言われる」とも話し、「あごがしっかりしているんですよね。輪郭がかくっとした感じとか似てると。髪型も若干近いかもしれない」とビジュアル面の共通点を挙げた。
続く今田は「本当にアトラクションに乗っているみたいでした! 宇宙の空間だったり、宇宙船にいるかのように思いました」「疑似体験というくらい迫力がありました。私はこんなに大きいスクリーンではまだ観れていないんですよ」と言って観客をうらやみ、りょうは「バズとアリーシャの絆はぜひ見ていただきたいです。映画を観たら、自分の近くにいる仲間や家族を愛おしく、今まで以上に大切にしたいと思ってもらえるのでは」とアピール。映画の舞台挨拶は初めてだという山内は、話す内容に悩みながら「大阪時代にロケで海に飛び込みまくっていた芸人が声優をやっている。すごいことしているなと思いながら観ていただければ……」とコメントして登壇者を笑わせる。
「仲間との出会いによってバズが成長し、人生が変わる」本作にちなみ、人生が変わった出会いや出来事について質問が飛ぶ場面も。鈴木は高校時代に1年間アメリカへ留学したことを挙げ「牛が60頭いる牧場にホームステイしたんです。ホストファミリーとはいまだにつながっていて『調子に乗っちゃ駄目だよ、周りの人を大切にね』なんてメールで伝えられています。本当に“お母さんお父さん”なんですよね」と強い絆をうかがわせる。今田は「今の事務所にスカウトされたこと」、りょうは「家族を持ったこと」、山内は「芸人の同期の仲間たちがすごく刺激になっています。誰かが売れそうになったら危機感が生まれてがんばれます」と答えた。
終盤には、オリジナル版声優のクリス・エヴァンス、タイカ・ワイティティからのメッセージビデオがサプライズでスクリーンに。鈴木は「クリス・エヴァンスさんのセリフをすごく研究して演じたので、感無量です」「この映画にはいろんな見どころがあるんですが、僕は“失敗をどう受け止めて前へ進めばいいのか”をバズに教えてもらいました。観ていただけたらおわかりになっていただけると思います」と伝えて最後の挨拶を締めた。
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