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本作は、“どんな願い事も叶えてくれる1冊の本=おばけずかん”を手に入れた子供たちが命懸けの試練に直面する物語。城がおばけの住む不思議な世界へ迷い込む少年・一樹、柴崎が仲間の太一、マックレンドンがサニー、吉村が不思議な世界で一樹たちと再会する同級生・湊を演じた。神木は古本屋の店主役、新垣は一樹たちの学校の先生・瑤子役で出演している。
山崎はオファーをもらったときを振り返り「『ジュブナイル』から20年くらい経って、子供たちを主役にした映画をまた作りたいと思っていたところでした。オーディションで“運命の子供たち”に出会えたので、これはいけるなと手応えを感じました」と城らを見やる。城が「こんなに大きい舞台挨拶は初めて」、柴崎が「たくさんの人を前にしてわくわくしてます」と述べる一方、マックレンドンと吉村はそれぞれ「舞台挨拶が初めてなので、緊張しています」「サニー以上に緊張している自信があります。こんな大きな舞台に立たせてもらって、楽しみより緊張が勝っていて……」と素直な心情を話して会場を和ませた。
城は撮影を回想しつつ、ホテルの前の海辺で水切りをしたとコメント。柴崎が「桧吏くんが持っていたルービックキューブと同じものをみんなで買いました。速さ勝負をしたんですが、勝てなかったですね」と笑顔を見せると、マックレンドンは「僕は一回も完成させられなくて、今は放置しています」と言って笑いを誘う。また吉村は宿で卓球をした思い出を語った。
完成した作品を見た感想を尋ねられると、新垣は「私自身ファンタジー作品が好きなので、世界観がすごくよかったです。子供だけじゃなく大人が観ても楽しめる映像で、勇気をもらえるようなメッセージがありました。試写が終わって、監督と目が合ったときに『好きです』と言いました」とコメント。対する山崎は「僕は5秒ぐらい固まったあとに、『あ、作品のことか』と気付きました」と笑った。
また神木は「完成作を観て、とにかく元気が出ました。皆さんと一緒の撮影が少なかったのと、僕の役が“試練を与え見守る人物”ということもあって、子供たちがどういうふうに戦って成長していくのかはわかりませんでした。でも初めて映像を観たとき、純粋に『自分もがんばろう』と思えたんです」と思いを述べる。またMCから「(城らを見て)自分の子供の頃を思い出しましたか?」と聞かれると、「子供の頃は冒険する側の役でしたから、試練を与える側に回ったということで、時が経ったんだなと感じました」と回答。そして神木は「すごい礼儀正しくて、真面目で……」と子供たちの挨拶の様子をまねながら、優しい笑顔を見せた。
最後に新垣が「本作が皆さんの夏を楽しく彩り、ワクワクした気持ちで日々を過ごしてもらえますように」、城が「わずかな時間だったので、話したいことすべては話せなかったですが、今回の機会がとてもうれしかったです。映画を楽しんでください」と挨拶し、イベントの幕を閉じた。
「ゴーストブック おばけずかん」は7月22日より全国ロードショー。
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「ゴーストブック おばけずかん」の完成披露試写会が本日6月27日に東京・東京ドームシティホールで開催され、キャストの城桧吏、柴崎楓雅、サニーマックレンドン、吉村文香、… 仝 https://t.co/JrjtjCjXjB 山崎貴が城桧吏らを「運命の子供たち」と称賛、神木隆之介は「自分もがんばろう」 - ナタリー https://t.co/ueZNRrULmX