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原作ファンによる肯定的な感想がMCから紹介されると、山田は「正直に言うと、原作ファンが実写化を受け入れてくれるかは気になるところ。こうやって声を届けてくれて感無量です」と笑顔に。「そのようなご意見をいただけてうれしいです」と続けた寺田に対しては、「しっかりしてるねえ」と目を細める。さらに山田は、撮影時から約20cm身長が伸びたことを明かした寺田を「寺田心“さん”になった」と表現し、会場を和ませた。
ヴァン・ホーエンハイムと“お父様”を演じたほか、“フラスコの中の小人”の声も担当した内野。「怪獣を演じるのは俳優生活で初めてでした。『声は僕やりませんよね?』と聞いたら、『これも内野さんお願いします』と言われて」と舞台裏に言及しつつ、「(フラスコの中の小人の)スピンオフをやりたい」と意欲を見せた。山田は「内野さんとは楽屋が隣だったのでセリフの練習が聞こえてきて、『今はフラスコの中の小人の声を練習されてるな』と。負けてられないなと僕も気合いを入れました」と内野から刺激を受けたことを明かす。
ホーエンハイムは山田演じるエドの父親であり、“お父様”は寺田扮するセリムの生みの親に当たる。父の日である6月19日が迫っていることもあり、山田と寺田は内野にメッセージを送った。寺田は「内野さんのようにいろいろな役を演じられる俳優になりたいと思います」と尊敬の念を口にする。また山田はエドになりきって「クソ親父へ」と口火を切るも、その後は「『もっと来い、もっと来い、息子よ』とおっしゃってくださり、そこからエドとしてのギアが上がりました」「芸能界の尊敬する父として慕わせてください」と真摯に言葉を紡いだ。
イベントでは、原作者の荒川弘から届いた感想も紹介された。「(山田は)エドそのもの」「完璧なクライマックス」という賛辞を、しみじみとした顔で聞く山田。そして「生みの親である先生にそういうお言葉をいただけるのはうれしい。やらせていただけて本当によかった!」と喜びを噛み締めた。
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山田涼介「寺田心“さん”になった」、成長感じ取り目を細める https://t.co/O5a7xHjo29