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本作はeスポーツ日本一の主人公・大羽紘一が、レーサーとしてリアルドリフトの頂点を目指すというオリジナルストーリー。福島で撮影が行われ、自動車関連の会社や一流のプロドライバー、メカニックなど多くの人の協力を得て制作された。野村は「福島もそうですし、自動車メーカーにチューニングメーカー、いろんな人の方の助けがないとできない映画でした。何本のタイヤを消費したか……。こうして仲間と作り上げた作品が羽ばたいていくのはうれしいです」と公開を迎えた感慨を口にする。
吉川は、D1レディースリーグで3年連続シリーズチャンピオンの実績を誇る女性ドライバー・久保川澄花の指導を受けて本作に参加したが、「私は無免許で、車に一切触ったことがなかったんですけど、一から丁寧に教えてくださりました。初めて澄花さんの隣に座らせていただいたとき、難しいことを簡単にやってのけていて『こんな世界があるんだ!』とすごく感動しました」と目を輝かせる。野村は「最初、興味本位で乗りたいという方は多いけど、乗り終えて『もういいや……』となる方が多いんです。でも、吉川ちゃんは、乗り終わったあとも『すごい! また乗りたーい!』ってテンションで(笑)。心強かったです」と称賛した。
福山は、本作の撮影現場について「ぜいたくな現場でした。大河ドラマの撮影で、カメラが4台あったというのを見たことがあったけど、今回は20数台……。そんな現場に入れることってなかなかないです」と述懐。青柳は、現場でトップドライバーたちがメカニックらスタッフと協力してチームとして戦う姿に感銘を受けたようで「皆さん、技術がすごくて、(難しい技を)軽くやられるし、アクシデントがあったあとも『全然大丈夫!』って感じで軽いんですね。ドライバーが自ら(壊れた車を)直してて、チームでドライバーが偉いわけじゃなく、みんなが協力してドリフト愛を盛り上げているのが伝わってきました」と撮影を振り返った。
イベントでは、本作の世界配給が決定したと下山から発表があった。今夏にシンガポール、マレーシア、タイ、ブルネイ、フィリピン、カンボジア、インドネシア、ミャンマー、ベトナム、ラオスのアジア10カ国で劇場公開される。さらに下山は、秋公開に向けて「北米、ヨーロッパ、中東各国とも交渉に入っています」と明かす。土屋は「世界で絶対に観てくれると信じて、リアルにこだわりました。世界の車好きに喜んでもらえると思います!」と自信をのぞかせる。
野村は「eスポーツもドリフトも日本発祥の文化なので、日本のカルチャーを世界に発信できるのはうれしいです。また日本車人気が高まって、そうすると(値段が)高騰しちゃいますね……(笑)」と語りつつ、「ここからアジアを制して、北米も。アメリカ人はドリフト大好きなので、そこで公開しないと『日本はちゃんとやってるぜ』というのを証明できない」と述べる。続けて、「僕が海外に映像で飛んでいくということは、海外でのお仕事が増えたりするかも(笑)。世界に行けるってことなので、そろそろ世界用に名前を変えようかなって思います。野村周平だと堅苦しいので、ポップな感じの“世界のノムラ”として見られる日が近づいていると思うので、今後とも応援よろしくお願いします!」と期待を込めた。
「ALIVEHOON アライブフーン」は全国で公開中。
Chiaki @ Dorama World ドラマワールド @doramaworld
First-day event of new movie "ALIVEHOON" at United Cinema Aquacity Odaiba on 11 Jun 2022 - Nomura Shuhei, Yoshikawa Ai, Aoyagi Sho & Fukuyama Shodai
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