本作は、“5分に1回の恐怖”がテーマのミステリー&ノンストップラブサスペンス。自動車事故に遭って強制入院させられたカップルが、院内でさまざまなトラブルに巻き込まれながらも愛を確かめ合う様子や、病院の外で起きる連続殺人の謎が描かれる。
テレビ東京のドラマ初主演となる佐藤は、主人公の売れない脚本家・春野翔太朗に扮する。彼女への愛を胸に、困難な状況をなんとか切り抜けていく男だ。佐藤は「良い意味でどうなるか分からなく、色々な可能性がありそうだと思っています」と作品の印象を語り、「僕は今、一番制作陣に怖さを感じています。(作品の秘密にしている部分を)教えて!って(笑)」と心境を述べる。
秋元は「『地上波の限界だと言われる“怖いドラマ”を作ってみよう』と思い、この『赤いナースコール』を企画しました」とコメント。プロデューサーの北川俊樹は「恐怖をテーマにしたドラマです。ただのホラーではありません。最恐ドラマです」「明るく華やかなイメージのある佐藤さんが、理不尽な恐怖と危険な状況に晒される主人公を演じてくださいます。当初はただただ巻き込まれていく主人公が、謎を解き、危険を脱し、愛する人を想う……徐々に変化を見せていくそのお芝居は必見です」とつづった。
「赤いナースコール」は毎週月曜にオンエア。脚本は宮本武史、服部隆、吉崎崇二が手がけ、演出は
※吉崎崇二の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
ドラマプレミア23「赤いナースコール」
テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送 2022年7月スタート 毎週月曜 23:06~23:55
※地上波放送終了後にParavi、ひかりTVで配信
秋元康 コメント
「あなたの番です」という連続ドラマを作った時、「夜、観るのは怖い」と言われました。
そんなにホラー的な要素を意識したわけではないのですが、確かに、一人で観ていたら背筋がゾクゾクするようなシーンがいくつか登場したかもしれません。テレビ東京のこの放送枠は、新しい連続ドラマに挑戦するチャレンジ枠なので、今回は、「地上波の限界だと言われる“怖いドラマ”を作ってみよう」と思い、この「赤いナースコール」を企画しました。
僕が海外のあるホテルに滞在した時のことです。病院の跡地に建てられたそのホテルは、幽霊が出ると噂でしたが、僕は気にしていませんでした。深夜、部屋のリビングで原稿を書いていたら、ガタガタと。まるで病院の患者を乗せたストレッチャーが移動する音が聞こえました。
ふと、リビングから寝室に繋がる廊下の方を見ると、白いナースキャップの看護師がストレッチャーを押して横切るのが見えたのです。時差で寝ぼけていたのかもしれませんし、旧病院跡地という情報が、錯覚を呼んだのかもしれません。おそらく、夢をみていたのでしょう。しかし、あのストレッチャーがガタガタ、通り過ぎる音とナースの姿は、今でも目に焼きついているのです。あの時、そのナースと目が合っていたら……。
そんな恐怖をSexy Zoneの佐藤勝利さんや素敵な俳優の皆さんとスタッフと作れたらと思います。
佐藤勝利 コメント
オファーを受けたときの心境、作品の印象
テレビ東京は、デビュー当時は「ヤンヤンJUMP」(2011年4月~11月までレギュラー出演)に出させてもらっていたのですが、最近はなかなか出ていなかったので、すごく久々な感じがしてとても嬉しいです。
企画・原作が秋元康さんで、プロデューサーさんから作品の説明をして頂いた時に、「ここは言わないでおこうかな」とか僕にもかなり秘密にされている部分があったので、話が進む中で、どんでん返しや色々な大きな揺さぶりがすごくある作品になるのではないかと思っています。僕もまだ、初回の台本をいただいたばかりで、視聴者の皆さんと一緒の感覚で、ドキドキしています。
意気込み、役作りで意識したい点
共演させていただく方々が豪華なので、色々な刺激を受けると思いますし、そこもとても楽しみです。色々な事を試すというか、この役で色々と逸脱していけたらと思っています。作品のキャラクターについても僕にもまだ秘密にされている部分があるので、現場で、豪華なキャストの皆さんと面白い化学反応を起こせたらなと楽しみにしています。
役については、売れていない脚本家という役で、付き合っている彼女と実家に行く時に事故に遭って、という所まではわかっているのですが、事故後の事が秘密にされている事が多く、良い意味でどうなるか分からなく、色々な可能性がありそうだと思っています。
熱量や情熱は高くて、色々なものに巻き込まれていく役。それに加えて、変わった役ではなく“普通”なので、そこが難しいのですが、魅力な人間力を僕なりに出せたらなと思います。
作品の見どころ、視聴者へのメッセージ
僕もまだ結末を教えてもらえていないので、結末はもちろん、そこに辿り着くまでの過程も気になる作品と思います。
1話ごとに「こんな展開なんだ」という、気になる展開をしていき、ホラーではないのですが、それぞれのキャラクターの怖くない人も怖く見えたり、何が怖いかわからない怖さがあって、ゾクゾクするような作品だと思いますので、是非ご覧下さい。
僕は今、一番制作陣に怖さを感じています。(作品の秘密にしている部分を)教えて!って(笑)。
北川俊樹(テレビ東京 プロデューサー)コメント
恐怖をテーマにしたドラマです。ただのホラーではありません。最恐ドラマです。
日本の映像界においてホラーやスリラーは一時代を築いたジャンルですが、それも今は昔。最近はめっきり少なくなったのではと思います。(僕の知識が浅いだけだったらごめんなさい)そんな中、真正面から恐怖を描こうとするこのドラマ。個人的には、現象や人間なども含めて“恐いこと”は死ぬほど苦手なのですが、せっかくなので恐怖というエンターテインメントに改めて向き合ってみたいと思います(と言うより、今、向き合ってます。すごい恐いですこのドラマ)。
そして、見てくださる皆さんに最高のドキドキとワクワクと、何よりゾクゾクをお届けしたいと思います。
さらにもう一点、このドラマはミステリー要素満載です。
企画・原作の秋元康さんによる謎設定と含みある人物たちの設定は見どころ満載、考察要素も満載。(脚本、めちゃくちゃ面白いです)何度も見返していただき、
「彼の、彼女の、あの時の、あの行動は、もしかして…」「ここで、あれが、こうなったから、つまり、この行動は、こういうことか…」
と、考察していただけますと幸いです。
最後に、主演はSexy Zoneの佐藤勝利さん。明るく華やかなイメージのある佐藤さんが、理不尽な恐怖と危険な状況に晒される主人公を演じてくださいます。当初はただただ巻き込まれていく主人公が、謎を解き、危険を脱し、愛する人を想う……徐々に変化を見せていくそのお芝居は必見です。ご本人のコメントにもある様に、まだお伝えしていないことがたくさんあります。(悪気はないです!)お伝えするのが楽しみです。
そして、佐藤さん、秋元康さん、さらに監督やスタッフたちと共に、このドラマをどんどん面白く、もとい、もっともっと恐くしていきたいと思います。
史上最恐のドラマ。皆様、是非ご期待くださいませ。
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