本作は、福山扮する天才物理学者の湯川学が、不可思議な事件を科学的検証と推理で解決していくさまを描く物語。柴咲コウ、北村一輝らが共演に名を連ねる。
2人は、菊野商店街の定食屋・なみきやを営む両親の娘を演じる。ともにオーディションを経て、川床は自分の可能性を試してみたいと夢見る姉・並木佐織役、出口は明るく活発な妹・並木夏美役にキャスティングされた。
川床は「『佐織』と過ごす時間がすごく幸せな時間でした」と撮影時を振り返る。出口は「合格した時はとても嬉しくて『おっしゃっ!』 という感じでした(笑)」と本作への参加を喜んだ。
川床明日香 コメント
オーディションで合格した時は、嬉しさよりも、自分が「佐織」という役を演じきれるのか漠然とした不安がありました。
物語としてみると「佐織」は悲しい役かもしれないですが、演じている時は、本当に色々な人達に愛してもらったと感じる時間の方が長かったので、私は「佐織」と過ごす時間がすごく幸せな時間でした。
撮影中の西谷監督は、とても集中されていた印象です。時には挨拶しても聞こえないくらい集中されていて、作品に対する真摯な想いを感じ、私も「佐織」をどう演じればよいかと常に考えました。
元々お芝居は好きでしたが、ひとつの作品を作るということに参加できる楽しさを感じ、またこの作品を通してやはりお芝居が好きだと思えるようになったので、今後もお芝居を続けていけたらすごく幸せだなと思います。
出口夏希 コメント
オーディション台本を頂いて、絶対に演じてみたい!と思った役でしたので、合格した時はとても嬉しくて「おっしゃっ!」 という感じでした(笑)。
私の演じた「夏美」は、すごく明るく元気な女の子です。
両親やまわりの人達が悲しんでいる時は「私はしっかりしないと」と責任感も強い性格なので、普段より声を張ったり、少し大きめな笑顔などを意識して演じました。そんな「夏美」 の良いところを表現出来ていればよいなと思っています。今回の作品で、お芝居に対して以前よりも前向きに考えられるようになりました。まだ経験値も少ないので、今後は頂いたお仕事に一つ一つ丁寧に向き合いながら、色々な経験をさせて頂いて今後の目標を見つけていきたいと思います。
西谷弘 コメント
並木佐織という娘に、その両親や近所の仲間たちは惜しみなく愛情を注ぎ育てました。
そんな大人たちの愛にどれだけ感情移入できるかが、この映画のカギ。
そこで、観客がその想いにより共感してもらうためにも、佐織役にはまだ名も無き新人からの抜擢にしてみたいと。それならば妹の夏美役もと、同時にオーディションを組んでもらいました。2人ともお会いしたのは初めてです。
2人に共通して言えることは、ベテラン俳優さんたちに囲まれながらも物怖じせずに演じきったこと。その成長のスピードとパワーは「若さ」だけではない。「才能」だと感じました。
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長谷川さより @on_a_wet_night
福山雅治主演のガリレオシリーズ第3弾「沈黙のパレード」に川床明日香、出口夏希(コメントあり) https://t.co/jTWGmlwx0j